409 :1:2007/06/20(水) 23:24:54 ID:lEDL/23o 「あら、何かしら、この匂い……」 鼻をくすぐる微かな匂い、ただ唯一反応を見せた戦士が居た。 耳が尖り髪を纏めたその女は辺りをくんくんと鼻を鳴らし見渡す。 この女が変わった事を言うのはいつもの事。殆どがまたかと聞こえなかったかの様に振る舞う中、 一人だけぴくりと小さく、だが確かに反応を見せた者が居た。 そして例え一瞬でも、女はこれを見逃さなかった。 「どうしたの?怖い顔して―――ミリアさん」 クスっと微笑みながら、彼女に問う。 「何がだ…?」 ミリアは短く答える。 「………さっじゃあここで解散にしましょうか」 ミリアの返事が聞こえたのか否か、女は応える事なくその場に居る戦士に言った。 ぽつぽつと別れの挨拶が聞こえる中、言葉を聞くと同時に足を進めるミリア。決して急がず、だが着実にそこを遠ざかる。 410 :2:2007/06/20(水) 23:26:50 ID:lEDL/23o 「……何か、用でも?」 背後の影に呟くミリア。その額にうっすらと汗が見えるのは先程の対覚醒者戦のせいか―― 「用?そうね、貴女ともうちょっと、お話がしたくて」 女はクスっと微笑む。 「何だかさっきから、とてもいい匂いがするのよねぇ。何かしら??」 くんくんと体を近付け、ミリアの首筋に顔を這わせる。 後退り壁に背を抑え付けられた。 ぴっ、と首筋に風が。 ミリアの首筋から一筋の血が流れた。 それにゆっくりと舌を這わせる女。 「な…!」 「変わった味がするのねぇ。」 傷口を執拗に舐め、問い掛ける。 「やめ…」 「動かない方がいいわよ。間違えて、首が飛んだりしたら危ないから♪」 被せる様に耳元に呟き、いつからか握っていた大剣でミリアの身体をなぞる様に、衣服に線を入れた。 411 :3:2007/06/20(水) 23:27:47 ID:lEDL/23o 服が開け胸があらわになる。 ミリアが顔を歪ませるより早く、女はその胸に顔を埋めた。 ちゅっちゅっ、と音をたて女は胸の突起を口に含む。 「なっ」 「ここは変な味、しないのねぇ」 にっこり微笑みながら、突起を舌で転がす。 「ん…っんぁ…っ」 思わず声が漏れる。顔が少し、赤みを帯びている。 「可愛い声で鳴くのねぇ」 先程と変わらぬ表情で、女は片手をミリアの股下へ這わせた。 「っ!!」 声にならない声が出る。今声を出せば、どんな声が出てしまうのか―― ミリアの気持ちとは裏腹に、もう湿っているソコにゆっくりと指を這わせる。 ぴちゃっと小さな音がたつ。 クスクス笑いながら、女は胸から顔を離し、ソコに顔を近付け、くんくんと鼻を鳴らした。 「な!!!や、やめ………んぁぁ!」 ミリアの制止も聞かぬ間に、ソコを舌でなぞる。 味わう様ゆっくりと舌を動かす女。その度、ぴちゃぴちゃと卑猥な音が漏れる。 「や……はぁっはぁっ…んっ……はぁん……」 ミリアの口からは既に声が漏れていた。 「ここは―――凄くオイシい♪」 ミリアの反応を楽しむ様ににっこりと微笑み舌を動かす。 「や、やめ…て……」 弱々しい声で抗うミリア。頭の中が真っ白で、このままどうなってしまうのか… しかしふと気付くと女は責めるのを止めていた。ミリアを見上げている。 その事に気付き、一瞬ミリアは悲しげな顔を見せた。そしてそんな自分に気付いた途端、激しい自己嫌悪。 (こんな、私がこんな――) うっすらと目を潤ませるミリアに女は相変わらずにこやかな表情でこう言った。 「……ゲームをしましょうか♪」 415 :4:2007/06/21(木) 00:45:40 ID:jjLePkc4 ちょっとずつだけど続き投下 「ゲーム…?」 呆気に取られるミリア。何を…何を言ってるんだ?私をこんな辱めて……ゲーム? 私にこんな思いをさせて……遊んで……楽しめとでも? 女の一言に怒りが沸々と沸く。 そんなミリアの心情を、知ってか知らぬか女は言葉を繋げる。 「そう、ゲーム。私、今からもうちょっと貴女を虐めてみるわ。 貴女が下手な抵抗しなければ、痛い事もしない。 貴女はソレに声を出さずに耐えられるか……ただそれだけ」 微笑む女。 そう、多分抗えば女は何の躊躇いもなくミリアの首を撥ねるだろう。 何の躊躇いもなく――― ミリアが応える間もなく、女はまた舌を這わせ始めた。 416 :5:2007/06/21(木) 00:48:15 ID:jjLePkc4 もはやミリアの言葉など何の意味もない。弄ばれるか、殺されるか。 ミリアはこれほど自分の非力さを呪った事はなかった。 ぴちょ…ぴちょ…… また湿った音が聞こえる。 「はぁ…はぁっ……!」 ミリアは必死に声を殺す。 ミリアは自分の太ももに、何かがツーと流れる感触を感じた。 それは女の唾液なのかそれとも――― 必死に違う、違うと心で叫び、声を殺す。 ぴちゃぴちゃと先程より大きい音が漏れる。 目が潤み、足ががくがく踊っていた。 「は……はぁ……はぁ…………はっ!?」 びくんっとミリアの腰が動く。 自分の中に、何かが… 女は舌をミリアの中へ這わせた。突いては抜き、突いては抜き… かと思えば上の突起を転がしてみたり。 その変則的な動きに、自然と腰が動いてしまう。自分の気持ちがいい場所に、女の舌を導く。 もはやミリアは自分がメスである事を痛い程自覚した。 組織も、妖魔も、何もかもどうでもいい。ただこの快感に溺れたい―― 「はぁ……あんっ」 思わず声が漏れた。先程の女の言葉なんて頭からなくなっていた。 女は動きを止め、ミリアを見上げる。 「……ゲームオーバー」 女は呟いた。 417 :6:2007/06/22(金) 00:30:52 ID:fXy66Mu1 すっくと立ち上がり、大剣に手をかけた。 呆然と立ち尽くすミリア。ミリアの白い太ももには愛液が筋を作って這っていた。 「後ろ向け」 低い声で女が呟く。 「え……」 困惑し、うろたえるミリアに女は無理矢理後ろを向かせ、壁に手を着かせる。 「あ〜あ、こんなに濡れちまって……イヤラしい女だな、本当によ」 後ろから乳房を触り、突起を弄ぶ。 「あ、はぁ……」 壁に凭れ、弱々しく喘ぐミリア。 「な、何を……」 「お仕置きだよ。ルールを守れなかった悪い女にはキッツイお仕置きしてやらなきゃな」 ニタリと笑う女。さっきまでの笑顔とは変わり、心から楽しそうな笑顔を見せる。 「お仕置き…?」 尋ねるミリアに応えず、手にした大剣の柄をミリアにあてがった。 瞬間、鈍い痛みがミリアを襲った。 「あぁああっ!!!!」 痛みの中に感じる快感に、思わず尻を突き上げる。 「あっあっあっあぁっ…!!」 突かれる度に艶っぽい声が漏れる。 女は突きつつ、クリトリスを指で転がす。 「はぁっはっはっ……あぁあ……ッッ!」 先程までとは比べ物にならない快感にミリアは全身を小刻みに震わせつつ、絶頂に達した。 「おっと、もうイっちまいやがったのか…。つまんねぇのー」 女は大剣をミリアのひくついた秘部から抜き、ミリアのマントで柄を拭った。 そしてその場に座り込むミリアに「じゃあな」とだけ告げ、去って行った。 ミリアは潤んだ瞳で、それをただ見送るだけだった。 END 487 :名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 16:03:52 ID:wQkFp3Nz エロSSに挑戦だ! レイチェルは だめだもう続きが思い浮かばねぇ俺才能ねぇorz 488 :名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 20:14:59 ID:2rn0mvGY >>487 お前は良く頑張った 489 :名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 21:49:23 ID:R9y/a7CK sage 490 :名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:18:14 ID:+acq7pKR そんなにレイチェルのエロssが見たいなら、俺が書いてやるwww 急に押し倒され、私は驚いた。唇が触れ合うほどの距離に、レイチェルの顔が。その奥には、満点の星空が。 いつものあのふてぶてしいまでに勝気な表情はそこには無くて、どこか戸惑うような、泣き出してしまいそうな、兎に角彼女には似合わない表情がそこにはあった。 「レイ、どうしたの?」 小首を傾げて尋ねてみる。押し倒されたと言う状況より、何故彼女がそんなカオをしているのかが酷く気がかりだった。 「っ・・・なんでも、ねぇし」 「嘘。あなた、こんなに泣きそうじゃない・・・」 そっと頬に手を伸ばしてみた。手の平に伝わるほのかな温もりに、何故だか心が安らいだ。いつも一緒にいるのに、不思議。 これじゃオードリー受けだなwwそもそもレイチェル自体俺の文才では処理できない事に気づいたwww 悪いが忘れてくれwww 519 :名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:43:46 ID:UPozxHmo >>514 妖気を抑え続ける生活にも慣れてきたある日 「なあクレア、お前が連れてたあの子供さ」 不意にヘレンが辛い現実を思い出させる。 私がどれだけラキの事で胸を痛めているのかわかっているのか… 「…何だ」 「あの子そろそろ女のコに興味持つ年頃だろ? …でさ、正味な話さ…どこまでいったんだよ?」 「どこって…、私とは常に一緒に行動していたが…」 「かーっ、そうじゃねぇよ! つまりあの子とオトコとオンナの関係になったかって事だよ!」 いきなり何を言い出すのか …しかし私にも心当たりはあった 「ん?顔が赤いぞ?お前まさか」 520 :名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:59:33 ID:UPozxHmo >>518-519 ぎゃあああ二重投稿スマソorz つづき 「か、勘違いするな! …その…キ、キスだけだ…。」 「マジで!?お前意外とやるじゃん! …でもよ、お前あの子のコト好きなんだろ? だったらもし無事再会できたらさ、そーゆうコトも当然するんだよな?」 「バ…バカ言え!ラキに限ってそんな…」 「甘いねぇクレアちゃんよぉ… じゃあ聞くけど、お前あの子とどういう関係になりたいんだ? 恋人か?姉弟か?」 そう改めて訊かれると困る… 確かに私はラキが好きだが… 「だいたいそういうコトって…いったいどういう…」 522 :つづき:2007/07/15(日) 01:15:43 ID:UPozxHmo 「おいおい、どういうって、しらばっくれてんじゃねーよ」 「い、いや、私は本当にそういう経験は…」 すると急にヘレンはあらたまった顔で 「そんじゃあ今から予行演習だ 服脱ぎな」 「い、いきなりそんな…」 「お前…いざって時あの子をがっかりさせたいのか?」 その言葉に私はつい流された… 「こ…これでいいか…?」 「へえ…意外と胸あんじゃん」 ヘレンはおもむろに私の胸を刺激した それはこれまで味わったことのない甘い刺激だった… 「あぁ…だ…だめ…」 「いいよクレア… あの子にされてると思いな…」 523 :つづき(え!?百合いらない!?):2007/07/15(日) 01:36:06 ID:UPozxHmo 言われるがまま私はラキの事を思い出してしまった… 「どうだ?気持ちいいか?」 今度は私の乳房の頂を指先で刺激し始める ラキを想えば想うほど快感が高まっていく自分が汚らわしく思えた 「も、もういい…やめてくれヘレン…」 もう涙でヘレンの顔はよく見えなかった 「よくねーよ… ごめんクレア あたしも変な気分になってきちった…」 「んっ…んん!」 突然私の唇が唇で塞がれた 「大丈夫だよ… さっきも言ったけど、あの子だと思いな…」 ラキと別れた最後を思い出した… そうしている内、今度は下の方に手が伸ばされた 525 :つづき:2007/07/15(日) 01:56:47 ID:UPozxHmo 私のそこを刺激するヘレンの指使いで、私はもはや何も考えられなくなっていた ヘレンの右手は私、左手は彼女自信の服の中へ 私達はただただ単純な快感に身を任せていた 「わ…悪いな…クレア…」 ヘレンは壁に寄りかかっていた私に、上半身をぐっと寄せた ラキも成長期の少年だ すぐにヘレンと同じ位の体の大きさになってしまうだろう 「あ…ぁ、ラキ… 好き…だ…」 目の前の女性をラキと思い込むなんて、 どうかしているとは自分でもわかっていた それでも自分の腿に温かい液体が伝ってくるのがわかった 本当にどうかしている… 526 :名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:05:52 ID:UPozxHmo ヘレンはその指の動きを一層強めた 「あああっ、あああああ!!」 私は声を押し殺すことさえ忘れさせられた 頭の中が真っ白になった ヘレンが私の胸の上にもたれかかっている 私はまたラキをこの胸に抱いたあの日を思い出した… 了 完全に即興で書いてました。 えらい長くなってスマソ。 あ、デネヴ出すの忘れた…