CLAYMORE(クレイモア)百合専用スレ2 1 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/19(日) 16:14:05 ID:4Iq4yMRs CLAYMOREの百合専用スレです 2 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/19(日) 16:14:49 ID:4Iq4yMRs 1)sage進行でお願いします 2)前書きor名前欄にカプ表記・ジャンル表記推奨 3)雑談・馴れ合いは控えめに  4)荒らしは華麗にスルー ※雑談・馴れ合いに関して個々人の許容範囲に差があります  レスを書く人は流れを見てできるだけ慎重に書き込んで下さい  あまりにも見ていられない場合のみヤンワリと注意しましょう 9 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 00:32:13 ID:0RCafkgQ 前スレ CLAYMORE(クレイモア)百合専用スレ http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1184506045/ 29 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/20(月) 23:43:43 ID:9WPqMtqE 前からちょくちょく要望出てた テレサ×クレア(大人 を書いてみた シリアス エロなし(キスはあるけどたいした描写じゃない) 夕飯前にちょちょっと書いたから微妙かもだけど… 30 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 00:01:46 ID:CgqOouJl テレサ×クレアと聞いて飛んで来ますた 32 :微笑の夜に 1:2007/08/21(火) 00:11:25 ID:oTrclWCq クレアはテレサと向かい合って座っていた。 「…クレア、お前が半人半妖になっているとはな…」 かつてテレサがクレアに言った言葉、人として生きろ。クレアはそれをきかなかった。 テレサはクレアを抱き締める。テレサのその柔らかい胸が当たり、少しドキッとしてしまう。テレサの髪が顔に掛かり、懐かしい匂いが鼻をくすぐる。 「…すまない。でも…私は…」 その後が続かない。 でも…何だ?テレサのために?それとも自分が生きるため? クレアは自問自答する。だが答えは見つからない。 「私は…」 「いいんだ…クレア。もう…いいんだよ」 テレサの顔を見てハッとする。テレサは今にも泣き出しそうだった。 「服、脱いでみろ。上だけでいい」 クレアは何がなんだか分からなかったが、テレサにそんな顔をされたのでは従わざるを得なかった。 「後ろを向け」 静かにテレサに背を向ける。 「背中の傷…」 「えっ?」 「目立たなくなったな」 幼い頃妖魔から受けた傷の事を言っているのだと気付く。 「あ…あぁ…」 しばらくテレサはクレアの背中を優しく摩った。 「それで、これか…」 テレサはクレアの前に立ち、半人半妖となった証に目を落とす。クレアは思わず顔を背けた。 テレサには見られたくなかった。茶色だった目も髪も色素が抜けて変わり果てた姿を…そして何より証拠であるそこを…。 クレアの頬を涙が伝った。 33 :微笑の夜に 2:2007/08/21(火) 00:33:14 ID:oTrclWCq テレサはクレアのそのグロテスクな部分に手を当て、舌を這わせる。 「て…テレサ?!」 クレアは驚いてテレサを見る。 「?!」 クレアを見上げたテレサの銀眼から涙が流れていた。 「すまなかった。私が腑甲斐無かったばっかりに…。お前がこんな…」 テレサは力なく膝を落とす。 「違う!私は…」 「お前には人として幸せになって欲しかった。辛い思いをしてきた分幸せに」 「…私は何故自分が半人半妖になりたかったのか、はっきりとは分からない…でもテレサと一緒に生きていたい、それは真実だ」 「クレア…」 二人はお互いを抱き締めた。あの時と同じように…。 涙が止まり、身体に回していた腕を緩める。 「クレア」 テレサは小さく呟き、クレアの額に軽く口付けした。そして身体を離す。 「まっ、待ってくれ」 「!」 不意にクレアに肩を捕まれバランスを崩す。クレアも釣られて倒れ込み、テレサを押し倒すかたちになった。 「お、おい」 アクシデントにも関わらず、真面目な眼差しを向けてくるクレアにテレサは戸惑う。と、同時にクレアの唇がテレサのそれに重なる。 「?!んっ」 テレサの力であればクレアを押し退ける事など容易いはずだった。だが、クレアへの愛情がそれをさせない。そんなテレサを尻目にクレアは濃厚な口付けを続ける。 34 :微笑の夜に 3:2007/08/21(火) 00:53:11 ID:oTrclWCq 「ん……はっ」 ようやく口元を解放される。 「…おい、一体どういう…」 微かにあがった息を押し込めて言う。 「もう…いやだよ。テレサと離れるのは…。ずっと…ずっと一緒にいたい」 クレアも無意識の内に今までの戦士の口調が、あの頃の口調になる。 「クレア、お前はそんなに私の事を思っていてくれたんだな。ありがとう」 そう言ったテレサの微笑は穏やかだった。 「テレサ…ずっと一緒に…」 うわ言のように繰り返し、クレアの指がテレサの下腹部に触れようとした、ちょうどその時だった。クレアの身体がグラリと傾き、突然浮遊感に襲われる。 「テレサッ?!」 何が起こったのか分からず上体を起こすと、そこは昨晩任務後にとった宿屋の一室だった。 「夢…なのか?」 部屋を見回し、やっと自分が夢をみていた事を自覚する。半人半妖でも夢を見る事に少し驚く。 それにしても… 夢の終わりの方で、テレサに何をしようとしていたのかを思い出して自嘲気味に笑う。自分がテレサにそんな感情を持っていたとは…。 「最低だな…」 膝を抱える。しばらくそうしていると次第に目蓋が重くなるのを感じた。再び眠りに落ちる時、夢でのテレサの言葉が頭をよぎった。 「ありがとう…」 end 35 :微笑のあとがき:2007/08/21(火) 00:58:54 ID:oTrclWCq 期待してた人…ごめんね 所詮成人もしていないような小娘の文章だから… てか 次エロ書くって言っといてシリアスものにしちゃったよ 実は2本ほど 書きあがってるんだけどね ミリア×ヘレンとユマ×デネヴ&ヘレン… あんたヘレン多すぎ!とか苦情はきかない 36 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 01:06:15 ID:CgqOouJl >>35まさかリアルタイムでこんな良作に遭遇できるとは… 全裸で待っててよかった!乙! 残り2つも楽しみに待ってるぜ!! 37 :36:2007/08/21(火) 01:13:19 ID:oTrclWCq ありがと 次は土曜の朝に投下するわ おやすミリア… 38 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 01:18:20 ID:7nREnqoX >>35 (´;ω;`)ブワワッ 初めて大人クレアとテレサのSS読んだ(ノдT)セツナス… わたしもクレアはテレサに会ったら仕草も口調もなにもかもが全部あの頃に戻ると思う クレアの時間は最愛のテレサが死んだ時に止まったままになってると思うから 人間だもん当たり前だよね まあ、テレサに対して劣情を抱くかは別問題としてww 無理に工口入れなくてもすごく共感できる感じだたよーdd ヘレンの話も待ってるからww 一瞬「ええwwユマがヘレンとデネヴ二人を相手に攻め!?…無理ぽw」と思(:D)| ̄|_ 逆だよねwびっくりしたさー 39 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 01:30:46 ID:7nREnqoX オフィーリア×クレア書いてる途中なんだけど オフィーリアさんが絡むとどうしても切断とか切除系のかなーりコアなフェチが入っちゃうんだけど… 言っても臓物関係はないけど原作と同じ感じの四肢切断とか 抵抗できなくした上でみたいなのになった やっぱり流石にそれはまずいよね? 40 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 01:34:49 ID:KmNRYpdL 名前欄つけて注意書きつければ、嫌な人はあぼんするだろう 41 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 03:28:26 ID:EwnaN3S4 >>35 >ユマ×デネヴ&ヘレン まるでオンブバッタVSスズメバチ&カマキリのガチバトルのような組み合わせwww 内容が全く想像つかんがwktkして待ってるぜ 42 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 08:11:51 ID:ENoK0rpG 乙&GJ! 43 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 10:27:52 ID:fcrkD1df 忙しくて夜すぐ寝るくせにアイデアばっか浮かぶよまったく。 ちなみに内容はテレクレが三本(寝床にて・出店通りにて・食堂にて) ヘレクレが一本(雷雪の夜に) テレイレが一本(警告に来た) カッコ内はタイトル、出店通りにて(ちょっとシリアス) 以外全部ほのぼの というわけで意見をくれ>>44 ただし… 選ぶのはひとつだけだぞw 44 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 10:42:32 ID:8qMbC48x >>43 超個人的順位 1.テレイレ(警告に来た) 2.ヘレクレ(雷雪の夜に) 3.テレクレ(寝床にて) 4.テレクレ(食堂にて) 5.テレクレ(出店通りにて) まぁ書き手さんの好みでいいと思うぞ 45 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 12:25:12 ID:fcrkD1df ありがとう>>44 今日の夜にでも「警告に来た」書くよ 47 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 16:13:43 ID:CgqOouJl リアルデネヴ発見したw http://imepita.jp/20070821/582750 48 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 16:22:14 ID:7nREnqoX >>47 (゚∀゚)!! これ誰だっけ!思い出せないww クレイモアってかなりフェティッシュだと思うんだけど 原作者がかなりの洋画好きに起因するものだと思うw またの目撃情報待ってるぜ! 49 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 19:39:51 ID:sepZleVX ニコール・キッドマンだねw 彼女なら実写クレイモアとかなったらデネヴを任せれる 50 :テレイレ:警告に来た:2007/08/21(火) 20:37:26 ID:fcrkD1df ――組織としても、ナンバー1のクレイモアの離反は避けたい。 できるだけ刺激を与えずに、本部へ戻り話をするよう説得しろ。それに応じないようなら―― 頭の中で任務の内容を繰り返す。 おそらく本部の奴らは話す気などないだろう。説得に応じて戻れば最後、また粛清の場を作るのは目に見えている。 それが予想できないテレサではないことも、私は知っている。 となれば――。 ため息をつく。まったく嫌な役回りを任されたものだ。 だが従わないわけにもいかない。重い気持ちのまま、宿のドアをノックした。 「はーい」 明るい声がして、少女がドアを開ける。 「あっ…!」 「テレサは、いるか?」 私を見て、すぐにその意味が分かったらしい。あわてて物陰に隠れてしまった。 「イレーネか…」 ベッドに腰を下ろしたまま、テレサが応じる。 51 :テレイレ:警告に来た2:2007/08/21(火) 20:56:55 ID:fcrkD1df 「…どうした、離反者の首でも取りに来たか?」 テレサは装備をすべて解いていた。だが、ぬかりなくすぐそばに大剣を置いている。 テレサが微かに微笑み、空気がピリ…と張り詰める。 「安心しろ。戦闘の意志はない」 「うん?」 「組織からの伝言を伝えに来た…。それだけだ」 「へぇ…。大丈夫だよクレア。闘う気、ないってさ」 ひらひらとテレサが手招きし、少女がおそるおそる出てくる。私は言付かった内容を思い出しながら話した。 「今回のお前が人を殺したことについて、組織はひとまず話し合いの場を設けたいそうだ。 切った相手が盗賊、また粛清の場で切られた仲間も浅い傷だったことなども考慮し、少々のことは目をつぶるという。 その子の親も組織が責任をもって――って何してる」 52 :テレイレ:警告に来た3:2007/08/21(火) 21:17:02 ID:fcrkD1df 「?」 テレサも少女もきょとんとしている。 「いや、だから…どこに座ってると言ってるんだ」 「ベッドの上」 「テレサのひざの上ー!」 「………」 呆れる私を尻目に、少女は不思議そうにテレサに聞く。 「これ変なの?」 「さあ?むしろ最近はこれが普通だもんな」 「ねーっ!」 にこにこしながら話している。 (このロリコンが…) すうとテレサがこちらを見た。まずい聞こえてしまったか。 と、意外にもテレサは微笑んだ。 「なんとでも言うがいいさ。私はこの子のために生きると決めたんだ。他の誰に何を言われても、かまわないぞーっ」 ぎゅぅーっ。 「きゃーっ!テレサ、くるしーいー」 「ははははw」 こいつら…。 「…本部に来る気は、あるか?」 「まさか」 「だろうな…」 53 :テレイレ:警告に来た4:2007/08/21(火) 21:36:01 ID:fcrkD1df 説得は失敗。こうなると、私がこの場でテレサを切り伏せなければならないのだが…。 「なんだ、帰るのか?」 「…ああ」 1対1では勝ち目はほぼないだろう。 それに、この子の前で剣を抜くのは――できない。言ってしまった、戦闘の意志はない と。 なんかこの子に涙ながらに「うそつき!」とか言われたら、想像以上にこたえそうな気もする。 「またな、イレーネ」 「…次に会うのは、討伐隊としてだ」 ぱたん、と後ろ手にドアをしめた。 無意識に、深くため息をついていた。 54 :テレイレ:警告に来た5:2007/08/21(火) 22:00:20 ID:fcrkD1df 夜、少し離れた場所の宿に泊まることにした。 こうなった以上、とりあえずは他のナンバーと合流するまで監視するような形になるだろう。 しかし、何人いればあいつに勝てるのか…。 カチャ、とドアが開いた。 「よぉ」 「テレサ…!?」 意外だった。戦力の集結を待たずに切り伏せておく魂胆か。 「さっき言い忘れたことがあってさ」 「何…?」 「クレアを抱きしめた時、お前少しだけ妖気が乱れたろ」 「(!)」 「どおしたのかな〜、って思ってさ」 白々しく話すテレサ。たたえた微笑みに少しだけ不敵な色がさしている。 「…うらやましかったんだろ?」 「何を…」 「ふふ…」 すべてお見通しだとでも言いたげな目が近づいてくる。 55 :テレイレ:警告に来た6:2007/08/21(火) 22:23:11 ID:fcrkD1df 「ち、近寄るな…」 「素直になれよ…そうだろ?」 ス… 「きっ、気安く頬に触れるなっ!」 「おーおー赤くなって。わかりやすいな」 「こいつ…!この場で切り伏せてやろうか…!!」 「…できるのか?」 「この…!!舐めるのも大概にしろ!!」 右腕の妖気を完全に解放する。 ――バキバキバキバキッ!!! テーブル、ベッド、天井――あらゆる物が切れていく。 「ふ…」 それでもテレサから、微笑みは消えない。 「お前の剣は知り尽くしているし…」 次の瞬間、テレサの顔がすぐ目の前にあった。 抱きしめられていた。 「なっ…」 そんなバカな。高速剣をかいくぐって――!? あまりのことに、剣すら止まった。 「お前はこんなに隙だらけだ」 頬にチュッと唇が当てられる。 「なっ…!!!?」 「じゃ〜な〜w」 56 :テレイレ:警告に来たラスト:2007/08/21(火) 22:31:32 ID:fcrkD1df 「くっ…」 高速剣は完全に見切られている。 「く…く…!!」 あの微笑みに、勝てない。 「くそ――――!!!!」 バキバキバキッ!!!(やけくそ高速剣) しかもキスされた。頬に。 「くうっ…!!」 ていうかなんで頬だ。なんで唇じゃ… 「て うおおお―――!!!!!」 バキバキバキバキバキ… 「ぜ―は―ぜ―は―…」 「お、お客さん…うちの宿…」 終わり。 57 :あとがき:2007/08/21(火) 22:33:43 ID:fcrkD1df あー長かった…。 後半イレーネの性格ぶち壊れてるけど、どうか許しておくれ…orz 58 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 22:51:05 ID:lKJITiy3 >>57 乙カレー。テレサとクレアにぼのぼのした 60 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 23:21:36 ID:6RncdNe+ >>57面白かったよ! テレサの「じゃ〜な〜w」に吹いたw エロにいかないところが逆に良かったかも。 超個人的にはテレクレ希望だったがorz 61 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 23:24:15 ID:HLtJQVkZ >>57 おつおつ〜 テレイレのはずなのに、テレクレに和んだw 内容については特に長いとは思わないけど 1レス目からラストまで投下し終えるまで2時間ってのはちょっとあれかも 出来ればメモ帳とかに全部書き終えてから一気に投下してもらえる方がありがたい その間スレを一人で占拠してる状態になって、他の人が割り込み遠慮してレス書けなくなるからさ 押し付けるつもりはないけれど、もしよかったら次はそのあたりも考えてみてくれれば 次も期待してるよ〜〜 62 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 23:42:58 ID:fcrkD1df なんかみんなごめん…orz結局テレクレメインになったし… 時間もかかりすぎた。気をつけるよ 64 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 23:57:00 ID:7nREnqoX >>62 おもしろかったよ むしろ短いと思う、もっと読みたいw イレーネさんが情けなさ過ぎwでも可愛い あとテレサが素でたらしなのがらしかった 他のも気が向いたら投下してくれるとウレシス! 65 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/21(火) 23:57:42 ID:8qMbC48x >>62 おお、リクエスト通りにありがとう。楽しませてもらったよ 「じゃ〜な〜w」ってテレサは何しに来たんだw 投下タイミングについては自分も>>61の言ってる事に同意かな まとまってる方がいいけど、そんな謝ることじゃないよw ってか、リアルタイムで遭遇すると 次レスまで30分空くとか気になってしゃーないってだけだがw 次はテレクレ&ヘレクレを待っているぞ〜