597 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 01:56:53 ID:p+z8O1It >>588-595 GJ フローラハアハア 598 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 02:11:30 ID:CHPI+Yhg 酒乱最高だああああああ 599 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 02:27:06 ID:YaPPgCz1 >>596 GJ〜!ミリアエロイよミリア ミリアのエロ読みたいのぉ〜 しかしアニメ見てたらシンシアタソがかなり黒めなキャラになってて吹いた 職人さんありがとう お願いしてみるものだw 600 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 02:28:32 ID:/q79K/CF >>596 テラオモシロス さっき見た内容が一気に吹き飛んだw 台詞とか行動がらしくていい 596タソのお陰でヘレン×デネヴに目覚めたじゃないか 責任取れwww 601 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 02:33:35 ID:/q79K/CF 今日のオジサンの覚醒者タソ 「え?ちょwww待っwwww」って言ってた ねらーの覚醒者タソWWW しかも何が起こったのか分からないうちにユマの腕がもげてたんだが 一体なにがあったんだユマw 602 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 02:50:10 ID:0/1S64N3 酒乱さいこぅ ミリアーズで最後まで酒に呑まれなさそうなのって誰かな ユマって普段飲まないけど、飲ませたら凄そう 603 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 06:30:57 ID:NCt06lZA >>596 GJ!!攻めミリアと困惑クレアに萌えた シンシアとユマの行方が気になる 604 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 10:11:30 ID:5KjzCVAJ http://www.deviantart.com/deviation/59743845/?q=CLAYMORE&qh=boost%3Apopular+age_sigma%3A24h+age_scale%3A5&qo=362 http://www.deviantart.com/deviation/61363813/ 607 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 14:09:54 ID:vZiOdHA1 フローラさんがたまらん。 608 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 21:25:39 ID:PF/gASFv ミリア×クレアもなかなかいいな。GJ!! 609 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 21:46:18 ID:dRIczka0 時代はヒルダな流れの中 ヘレンxミリアの長めシリアス書いてますが需要ありますか? エロはカットするか悩み中… 需要あれば書きあがり次第投下します 610 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 22:45:32 ID:MeW0UJdH あるある!! おねげえしまっす。 全裸待機します。 611 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 22:47:26 ID:xVzggmJg 需要は間違いなくあるとオモ 今とりあえずミリアにぞっこんなのでwktkさ 612 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 22:48:29 ID:xVzggmJg というわけでドモ。 どうやらこの前はマイホームが原因で空気悪くなったっぽくてごめんね 今更なんか書き込むとまた迷惑かけそうなんで迷ったが なんか申し訳なかったのでお詫びに軽く1つ投下しとくわ ※寝ぼけたクレアが幼児化してミリア(おっぱい)に甘える話 ねーよwwwwwってカンジだがまあそのヘンはお遊びってことでヨロ エロ無し即席で申し訳 613 :寝ぼけクレア1:2007/08/08(水) 22:49:02 ID:xVzggmJg あらすじ:クレアが寝ぼけてミリアの寝床に転がり込んだとさ。 「ちょ…!く、クレア何を……」  何をトチ狂ったやら、ミリアの背中に抱きつくクレア。  腕をミリアの胸の下に回し、ぎゅううっと密着している。 「……テレサ……」  て、テレサ?誰だ?どこかで聞いた名前のような…いやでも、現戦士にはいないよな…誰だ…。  ええい。とにかくこれはどうしたものか。 「お、おいクレア…起き……」 「……テレサぁ……(すんすん」 ※ミリアの背中に顔を押し付けすすり泣き中。 「……………!!」 ※情にほだされ中。  だ、だから私はテレサじゃなくミリアで……。 「……………(すんすん」 ※顔をぐりぐり擦り付けている。  ずきゅーーーーん!  こ、これはなんというか。 「……………」  そおおっと。ミリアはクレアと向かい合うように寝返りをうち、クレアの顔を覗き込んだ。 「……テレ…さ……」 ※涙目  クレアはそのままミリアの胸に顔をうずめて、しがみついた。 「………………っ!!」  ずずずきゅーーーーんっ!  こ、これは…ま、まずい。なんというか、ヤバイくらいに母性本能を擽られる…!  普段は生意気な問題児であるだけに、こんなしおらしく甘えられるとギャップが……。  ああ……なんか後頭部押さえたい………! 614 :寝ぼけクレア2:2007/08/08(水) 22:50:19 ID:xVzggmJg 「…………ごくっ」  そおおっと。頭を撫でり撫でり。 「………ん……テレサ……」 ※より一層密着。 「……………」 ※ほわわわわ〜……(´∀`*)  か、かわいい……。  どんどこ調子に乗って、クレアの頭を撫でまくるミリア。  クレアもどうやら気持ち良いらしく、猫ならば喉をグルグル鳴らさんばかりの甘えようだ。 「テレサ………」 「……よしよし」  …でも人の名前で呼ばれてばかりなのは微妙な気分だな…。  なんてことを考えていたそのとき。  クレアの手がおもむろにミリアの服に伸びた。 「……って…え?」  しゅるしゅる。気付けば胸元まで服がずり上げられて……って。 「………(はむっ」 「…………あっ!?」  ちゅうちゅう。 「…………なっ!?」  ちゅうちゅう。  な、なにぃーーーーーーーーー!? 「………んっ、ちょ……く、クレア、さすがにそれは……!」 「てれさ……テレサ………」 「う……………(汗」 ※やっぱり情にほだされる人。 615 :寝ぼけクレア3:2007/08/08(水) 22:50:58 ID:xVzggmJg て、テレサという人とオマエとの関係がいったいどんなだったか問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。  いや、確かに母親に甘える子供、といったカンジで別にイヤラシさはないんだが…。  ちゅう…。 「んく……ぁっ」  寝ぼけて幼児退行してるっぽいとはいえ。  外見的にはそう年頃も変わらないであろう女性にちゅうちゅうされてしまうのは、さすがに倒錯的である。  ……まずい。  ちゅうちゅう。ちゅう……。 「ぁ……っん」  ……な、なんだかヘンな気分に………。 「………ひっ」  歯が時折、かりっと当たる。  微妙な刺激がますます気分をヘンな方向にもっていく。  ……ど…どうしよう。いい加減これはマズイような気がする。起こすべきだろうか?  しかし、この状態でクレアを起こして正気にするのはー……いろんな意味で気まずい。  可哀想だがここは心を鬼にして、そおっとひっぺがすしかないか。  だが。 「…………ずっと、一緒に……テレサ……」  「…………っ」  目尻に涙を浮かばせて、テレサ、テレサと恋しそうに呼ぶクレアを突き放すことが……。できない。  テレサとクレア。  二人がどんな関係だったかは知りもしないが…。 「ずっと……一緒に………」 「クレア…………」  少なくとも。そのテレサは、今もうこの世にはいないのだろうと…直感的に察してしまった。  616 :寝ぼけクレア4:2007/08/08(水) 22:51:37 ID:xVzggmJg  ミリアは雑念を振り払うように、深呼吸をした。乱れた気持ちを、正常に、正常に。  そして、自分の胸に顔をうずめるクレアを、優しく抱きしめた。 「……ああ、ずっと一緒にいるさ」  自分はテレサではないが……。  せめて、今くらいは……な。  ――――――そうして。  ミリアは、クレアが落ち着いて寝付くまで、優しく頭を撫で続けてあげた。    次の日。 「おはようミリア。…なんだ、早いんだな」 「あ、ああ。今日はなんだか朝からとてもイイ修行日和な天気でな」 ※クレアが起きる前に抜け出してきた人。 「昨日と変わらず吹雪じゃないか?」 「ところでクレア……昨日はゆっくり眠れたか?」 「ああ、なんだか久し振りに気持ちよく眠れた気がする」 「そうか。………(ぼそっと)まあ、寂しかったら…またいつでも来ていいからな」 「?なんの話しだ?」 「ごほん。なんでもない、気にするな」 「???」  以来、ミリアがやたらとクレアの頭を撫でたがるようになったのは言うまでもない。 えんど。  617 :オマケ:2007/08/08(水) 22:52:16 ID:xVzggmJg 寝ぼけクレアが他の人んとこに行って抱きついた場合のみんなの反応。 デネヴ「ちっ、なんなんだまったく……」    (でもちょっとカワイイなこれ……) タバサ「わ、私にはミリアが……」    (でもちょっとカワイイ…クレアさん…) ヘレン「ぐご〜〜……」     げしっ!     ヘレンの寝相が悪くて終了。 シンシア「………クレアさん」     油性マジックでおもむろにクレアの額に『47』と書くシンシア。 ユマ(うわああああ!く、クレアかわい過ぎるううううううう!!ハァハァ) クレア「…………」 ※寝返りをうって背を向ける  ユマ「…………………あれ?」 618 :オマケのオマケ:2007/08/08(水) 22:53:02 ID:xVzggmJg なんだか最近みんなが私の頭を撫でたがる。一体どうしたんだろう。 あと、この前朝起きたら額に『47』とラクガキされていた。くそっ…落ちない……。 そういえばこの前からユマが激しく落ち込んでいる。とりあえず励ましておいた。 619 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 22:53:41 ID:xVzggmJg 以上。 というわけでなんかホントすまんかったね これからも百合ん百合んにハァハァする流れでヨロ じゃあさらば 620 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 23:04:35 ID:YaPPgCz1 >>609 ある。特に漏れに できればエロカットなしでカモン! 全裸でry >>612 もかえり〜待ってたよ〜! 空気悪くなったのはお前さんのせいじゃないから 良かったらまた暇潰しにでもきておくんなましよ というわけで>>613-618 GJGJGJ!! ヘレンとシンシア、ユマの扱いテラワロス 621 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 23:04:46 ID:hXFibZNq 619>> GJ!! テレサと甘えるクレアにも萌えるし、情にほだされるミリア姐さんが萌えだ!! そしてオマケも(・∀・)イイ!! 622 :名無しさん@秘密の花園:2007/08/08(水) 23:43:24 ID:/q79K/CF >>619 ぎゃあ カワユスカワユスカワユスカワユスカワユスカワユス しかもユマの落ちがwwww クレアの後頭部を抑えつけると恋愛運が上がるんだっけ? ご利益ありそう 623 :609:2007/08/09(木) 01:04:04 ID:6hS/74QO >>619 お帰りなさいまし!GJGJ! やっぱ>>619タソのSS好きだ〜〜! ミリア姐さんは強引に迫られると断れないタイプっぽいイメージw 後頭部押さえつけると恋愛運上がるのか…しらなんだw という事で、ミリア姐さんWJ番外記念&TV北の戦乱突入&ヘレンの萌シーンばっさりカットにムカついてw 書いてみましたヘレンxミリアです 一応上でエロ自重する宣言したので、エロは少しカットしました…が それでも長文&シリアス&エロありです。 タイムリーなヒルダを華麗にスルーしてしまってすいません… TV進行度の方、北の戦乱以降あたりの原作未読の方は 少しネタバレが含まれますのでご注意ください。 8レス分くらい使います、すいません 624 :ヘレンxミリア1:2007/08/09(木) 01:04:43 ID:6hS/74QO 北の地、始まりの街ピエタ 群れを成す覚醒者との戦いは激化していく ──…明日、一体何人が生き残る事が出来るのだろう そんな思いを内に秘め、24人の女戦士達は瞬きのような間の休息を取る 「…では、失礼します」 パタン、とフローラがミリアの部屋の扉から出ていく 総隊長であるミリアとフローラは、ギリギリまで作戦を練っていた ……作戦の成功確率は限りなく低い 全ての画策は徒労に終わるかもしれない だが、ただ無駄死にするには、あまりにも大きすぎる犠牲だった フローラが去った後、ミリアの部屋へと歩を進める者がいた 「よぉ、姐さん」 「ヘレンか……、どうした?」 ヘレンがヒラヒラと手を振りながら、いつもの表情豊かな笑顔で入ってきた フローラが去った後も思案を巡らせていたミリアは その笑顔を見てふっと表情を緩ませた 「なんだ、今はまだゆっくりしてていいんだぞ」 皆とのんびり過ごせる時間も僅かかもしれないのだから、と 「や〜、やっぱ落ち着かなくてさ〜」 柄にもなく緊張してんのかね〜、と 照れ笑いするようにヘレンが近づいてくる 自分を慕ってくれるヘレンの表情を見ているのは好きだ 様々なモノを背負い、感情を内に秘める戦士が多い中 くるくると感情が素直に顔に出るヘレンを見ていると、 自分達もまだ人間らしいのだ、と改めて思える 625 :ヘレンxミリア2:2007/08/09(木) 01:05:21 ID:6hS/74QO 「フローラとまだ打ち合わせしてたの?」 「あぁ…作戦自体は先程皆を集めて話した通りのままだが…」 思いつく限りの策は練り、準備したつもりだった それでも、それが最善なのだろうか?もっと良い案はないのか…? 指揮を取る自分の部下達を、出来うる限り……生き延びさせる方法 「皆を…できる限り助けたいんだ、私は」 そう言うとミリアは押し黙り、思案にくれる 大事な部下、仲間達……デネヴ、クレア………そしてヘレン 贅沢な望みとわかっていても、全員助かって、生きて、ゆきたい ──…ギリギリまで、何度も何度も模索してしまう 考えても、そう簡単には答えは変わらないとわかっているのに しばらく、沈黙が続いた 「……なんで…?」 はっ、と我に返る 「…え?」 つい考えを巡らせてしまい、へレンがいた事を失念してしまった 目の前のヘレンは少し怒った表情でミリアを睨みつけていた 「なんでそうなの?あの時も、怪我したあたし達を助けて、一人だけで向かっていって」 …急になんだ?それは あの山での男の覚醒者との戦いの事か? 626 :ヘレンxミリア3:2007/08/09(木) 01:06:00 ID:6hS/74QO 「なんでミリアは皆の、人の事ばっかり!少しは自分の事も考えてよ!!」 「ヘ、ヘレン…?」 突如ヘレンに激情をぶつけられ、どうしていいかわからずミリアは面食らう 「もちろん自分のことも考えているさ、だが私は隊長で……」 「だから、隊長だから自分の事二の次なの!?それじゃ姐さんの事を思う方はどうすりゃいいんだよ!!」 声を荒げるヘレンの銀色の瞳から、みるみるうちに大粒の涙が溢れ出す 流れ落ちる涙を隠そうともせず、じっとこちらを凝視する その迫力に気圧されるように、ミリアはやんわりと嗜める 「おい…落ち着け、ヘレン…」 ミリアの言葉が聞こえないかのように ずかずかとヘレンが歩み寄り、自分の眼前に立つ そう身長の変わらないヘレンの濡れた瞳が、目の前にある なんなんだ……と思った矢先 腕を掴まれ引っ張られたかと思うと、唇を押し付けられた 「……っ!?」 ヘレンは噛み付くように唇を合わせてくる 片方の腕はミリアの背中から首の後ろに回されて固定される 食い千切られそうな乱暴なキスに、目を見開いて呆然とする 一瞬の間をおいて我に返り、やっと首を振ってヘレンを引き剥がそうとする 「はっ…、ヘ、ヘレン…!?」 慌ててヘレンの身体を押しやろうとするが 片腕を掴まれていて上手く抗えない 抵抗するミリアと、押さえつけようとするヘレンが縺れ合い そのまま脇にあったベッドへと倒れこんだ 「ちょ…っ、おい!ヘレン…!」 ヘレンに押さえ込まれるような形になり、ミリアは目の前のヘレンを見上げた 627 :ヘレンxミリア4:2007/08/09(木) 01:07:04 ID:6hS/74QO 「姐さん…今だけでいいから、あたしだけ見てよ」 涙に濡れ、微かに熱を帯びた瞳をミリアに向ける 銀眼から溢れた雫がポタリ、とミリアの頬を濡らした その視線は、普段のおどけたヘレンとは違い、真っ直ぐすぎて ───思わず抗う手を止めてしまう 「ヘ、ヘレ…」 ヘレンはミリアの上に馬乗りになった状態で 乱暴にミリアの胸元に手をかけると、その服を力任せに引き裂いた 「………っ!!!」 「…姐さん、姐さん…」 息を呑み、呆気に取られるミリアの両手首を押さえつけ ただミリアを呼びながら、ヘレンはミリアの首筋に唇を落とす ──さすがに、これはまずい 「ヘレンッ!馬鹿ッ、やめろ……っ!」 首筋を舐め上げて、耳元へ唇を寄せると 耳の穴まで舐るように舌を這わせてくる 「…っ!や、やめろっ!これ以上は、洒落に、ならな……っ」 「洒落じゃないよ、ミリア……本気だから、あたし」 耳元でいつもより低い声で囁かれ、ミリアの背筋にぞくりとしたものが駆け上がった 再びヘレンが唇を合わせてくる 噛み付くように唇を抉じ開け、舌が進入してきてミリアの舌を絡め取る 「…っふ、ぅ……」 執拗に舌を弄ばれて、抵抗するミリアの力が弱くなる ヘレンの事は嫌いじゃない……むしろ好きだ だが、これは… こんな時に、こんな事は…… 628 :ヘレンxミリア5:2007/08/09(木) 01:08:11 ID:6hS/74QO 舌を舐られて、息が絶え絶えになり、意識が朦朧としてくる ミリアがたじろぎ躊躇していると その間にヘレンの手が、剥き出しになったミリアの豊かな胸を包み込む 「……っっ!」 ゆっくりと、掌全体で優しく揉んでいたかと思うと 刺激を与えるように先端を指先で強く摘まれる 「…あ、やっ、ぁっ!」 恥ずかしさと刺激に、ミリアは思わず悲鳴を上げる 自由になった片手をヘレンの肩にかけ、押しのけようとするが力が入らない 「姐さん…」 頬から首筋へと唇を落としながら、ヘレンは更に指先でミリアの胸を刺激する 「っく、う……」 首筋から胸元へ移動してきた舌が、指先で弄って敏感になった胸の先をぺろりと舐め上げる 「はっ、ひっ…!」 恥ずかしさに頭に血が集まり、息が上がるのを抑えられない 胸の先端を口に含み、舌先で転がすようにすると その感覚から逃れようとミリアが身体を捩る それを手で制して、突起に軽く歯を立てると、びくりと身体が揺れた 「…ひっ、ふ、ぅっ…や、やめ…て……」 「姐さん…可愛い……」 敏感な部分を口に含んだまま、ヘレンが呟く その吐息にすら身震いする感覚を覚え、ミリアは身体を竦めた 片胸を舌で執拗に攻め立てられながら、もう片方の胸は指先で刺激される ヘレンの愛撫は微かな痛みすら感じるものだったが 逆にそれが恐ろしいくらいの刺激になって、ミリアを快楽の淵へと押しやった 「ぅ…あ、あ、…ヘレ、ンッ……ゃっ……」 両手が自由になっても、力が入らず軽くヘレンの肩に爪を立てるだけだった 629 :ヘレンxミリア6:2007/08/09(木) 01:09:08 ID:6hS/74QO 下半身を覆う衣服の隙間から、ヘレンの手が進入してくる そのまま無遠慮にミリアの秘所に手を這わせてきた 「ぅぁっ…あ、いやっ、めろ…ヘレンッ…!!」 慌てて足をバタつかせるが、今更どうにも出来なかった ヘレンの指先が触れた途端、堰を切ったように蜜が溢れ始めるのがわかった 「あ、あ…はぁぁ………っ」 快楽に、ミリアが囚われる 「ひゃっ、う、ぅ…や、め、いやぁ……」 密やかな箇所に刺激を与えられながら、気がつくとミリアは衣服を取り去られていた 雪明りで照らし出される部屋の中に裸身が晒され ぞくりと微かな恐怖を感じて身体が震え上がった ぴちゃ、と粘着質な水音が静かな室内に響く 「ね、ミリア…どんな感じ?気持ちいい?」 ヘレンの淫猥な質問に答えられるはずもなく、唇を噛み締める 秘部を指先で嬲られながら、舌は相変わらず胸を攻め立ててくる 時折、脇腹を撫で下ろす手に、ミリアは身体を弓なりに反らせた 「…う、ぅ……も、ぁ、ぁ……」 ぐちゅぐちゅと卑猥な音が耳に入り、目をきつく閉じて羞恥に耐える 快感に弱い己の身体を恨めしく思う 悔しいのと、哀しいのと、自分を攻めたてる者に対しての理不尽さと…快楽と 様々な感情がごちゃ混ぜになって ミリアは自然と涙が溢れてくるのを押さえられなかった そして、いきなりこんな行為を仕掛けてきたヘレンの事が 嫌いになれない自分がいるのも、頭の中でわかっていた 630 :ヘレンxミリア6:2007/08/09(木) 01:09:59 ID:6hS/74QO いや、嫌いなわけではなかったからこそ 自分の感情を無視した行為が、辛かった こんな時に、こんな形で こんな風に、なりたくなかった 両足を持ち上げられる 何をされるか察して、ミリアが身体を捩って逃げようとする 「やっ、ヘレ、ンッ!やめ…ろ、……ぁぁああ…!!」 逃れようとしても、快感で力の抜けた四肢は大した抵抗も出来ず 露になった秘所に口づけられる 「ミリア…ミリア……」 舌先で探られながら指を入れられて、体内まで探られる ミリアはその感覚にビクン、と身体を痙攣させながら 絶え絶えになった呼吸で、甲高い悲鳴を上げるしか出来なかった 「今だけでいいよ……だから、今はあたしだけ見て、自分だけ、感じて」 霞む意識の中、自分を見下ろすヘレンは笑っていた ──…再び、今にも、泣き出しそうな顔で 「ごめんね、ミリア、ごめんね…」 最後に聞こえた声は、自分への懺悔の言葉だった 好意を持つ相手だからこそ、拒絶した 素直に自分の感情を表現できるヘレンには 自分の行動は理解できない感情だったかもしれない そんな事を思いながら、ミリアは意識を手放した 631 :ヘレンxミリア8(Noミスったorz):2007/08/09(木) 01:11:23 ID:6hS/74QO 気を失ったミリアをベッドに横たわらせ、へレンが暗い部屋を出る 廊下の窓から白銀の世界に目をやり、その光景を見て 体温を調節できる身であるにも関わらず、ぶるり、と身震いをする それは、寒さのせいではなかったのかもしれないが ──わかっている No6のミリアと、たかだかNo22でしかない自分では 『守ってあげる』なんて言葉自体が滑稽だと それでもただ 大事な人を、守りたかった ──絶対に、絶対に 「…お前は死なせたりしないからな、ミリア」 扉の向こうにいるミリアにそう告げる それは、ヘレンの確固たる誓いだった END