460 :名無しさん@秘密の花園:2007/07/30(月) 03:04:45 ID:O3fEOCob >>172イレクレ、>>242,>>334テレイレ、>>410ヘレミリ書いてた人です >>459タソのSS好きなのにいいいいいい…orz また気が向いたら投下してください 投下しなくてもROMってておくんなまし マジで楽しみにしてたので…ありがとおおお 読んでもらえるかわからないけど、勢いでガライレ投下する ** ということで全く需要のないガラテアxイレーネのシリアス・エロです どう考えても原作接点がない二人なので 完全に超脳内妄想展開になってます そういうのが大丈夫な方だけどうぞ 設定的には、クレアと再開する前あたり ガラテア→探索・内偵(探って居場所特定役) ラファエラ→暗殺・粛清実行(妖気消して近づけるので) という風に役割分担があったとして 先にガラテアと対面していたら、というイメージです 会話口調とか、この二人の場合どうなるのか悩みましたが 他のキャラでもあまりNoの上下で敬語になったりしているという事もないので とりあえずそのままです 461 :ガラテアxイレーネ1:2007/07/30(月) 03:06:41 ID:O3fEOCob 「随分と長い間探したぞ…」 闇夜にひっそりと佇む、山深い小屋の前に立っていたのは、 かつての自分と同じ呪われた鎧を身に纏い スラリとした長身に彫刻のように整った顔立ちと、長く美しい髪をもつ女だった 「──…組織の者、か」 既に組織を離れて久しいイレーネにとって、その女は見慣れぬ顔だった にこ、と優しく美しい笑みを浮かべたその戦士は 「組織のNo3──ガラテアだ」 …そう、答えた No.3 それは自分が組織に所属していた最後の時に充てられていたNoだった。 目を細めて涼やかな笑みを浮かべるガラテアを見て かつて誰よりも強く、それでいて優しさ故に先に逝ってしまった 常に口元に微笑を浮かべた戦士を、少し思い出した とはいっても、あいつの場合は皮肉めいた笑みだったな… 目の前の戦士の微笑みは、またそれとは違った嫋やかな美しさだった あの事があってからは自らの妖気を抑え、人目のつかない場所でひっそりと隠れて暮らしていた だが、そんな生活は永遠に続くと言うことはないと── いつかはこうなる事になると、頭の片隅でわかっていた気がする 妖魔と闘って息絶えるか、覚醒して自我を失うかしない限り 自分は留まったまま…どこへも進めないのだと 462 :ガラテアxイレーネ2:2007/07/30(月) 03:08:03 ID:O3fEOCob 「妖気は消していたつもりだったが…よく察知できたな」 「私の主な任務は偵察や探索でな…若干他の者より妖気を察知する能力が高いんだ」 そういえば少し前、近くの森をうろついていた妖魔を片付けたことがあった 安穏とした塒を邪魔されても面倒なので、早々に始末をしたのだが その時に若干妖気が漏れたのかもしれない 念を入れて周囲一帯を探ってから剣を取ったのだが この追跡者には察知されてしまったと言うことか 「──……」 対峙する二人の間に、張りつめた空気が流れる 目の前の離反者を、ガラテアは見つめる ──その華やかな容姿からは窺い知れないが、ガラテアは孤独だった 彼女のその能力の特異性故に、主な任務は内偵や偵察がほとんどである それは妖魔や覚醒者に対してはもちろんの事 時には共に闘う仲間が対象だった事もある 知りたくもない友の秘密を知ってしまう事もあった 『いつかは剣を交えるかもしれない』 …そう思うと、いつしか自然と仲間と距離を置くようになり 上位Noへと取り立てられるにつれて、それは更に顕著になっていった そしてそれは、ガラテアにとって唯一の保身術だった 徐々に自分を都合のいいように使う組織に対して、疑問を持ち始めていったのも当然の事だった とは言え、組織から離れて行く当てもなく、気がつけば長い事組織を利用しながらも留まっていた だが…この目の前の白銀の髪を持つ逃亡者は 長い年月このようなところでひっそりと息を潜めて暮らしていたのだ 自分には叶えられなかった、心の奥底に仕舞い込んだ密かな願望を 463 :ガラテアxイレーネ3:2007/07/30(月) 03:09:22 ID:O3fEOCob 突然、ヒュッっと闇を裂くような音が聞こえたかと思うと ガラテアの大剣の切っ先がイレーネの首元に当てられる …が、表情一つ変えず、イレーネは何事もなかったかのようにガラテアを見返す 「元No2が…随分とおとなしいんだな」 「…………元No3だ」 同じNo3といっても、イレーネとガラテアは全くタイプが違う 純粋に、圧倒的な剣技で上り詰めた攻撃型のイレーネに対し 潜在能力的に攻撃型よりも実質的な戦闘能力が劣る防御型のガラテアは 妖気を御し、相手を翻弄する戦い方をする事で上位Noへと座することになった まして『高速剣のイレーネ』の名は過去のものとはいえ 組織の中でも未だ健在であり、純粋に戦士としてガラテアの興味を抱かせる 「……折角こうして会えたのだ、手合わせをお願いしたいのだがな」 「──…………」 それはただの気まぐれだったと思う さして興味があったわけではない だが、長い間剣を取って闘う事に生きる意味を見出していたイレーネにとって、 その申し出は純粋に嬉しかった ……たとえ、それが自分の命を取りに来た追跡者であったとしても 目の前の美しい粛清者は、すぐに自分を殺すつもりはなさそうだという事はわかったし 自分も彼女に反撃し、殺すつもりも毛頭なかった 少しだけなら、と、イレーネは剣を握る手に力を込めた 464 :ガラテアxイレーネ4:2007/07/30(月) 03:13:11 ID:O3fEOCob ──…人形のようだな ガラテアは剣を交えながらイレーネを見て思う 白銀の髪に尖った耳は、より人間ではない何か、という印象を与える 自分より背が大分低く、体つきも華奢なイレーネは その鋭い眼光の印象で惑わされそうになるが、ふと見せる表情はまだどことなく少女の面影を残している だがその瞳は、自分の命を絶ちに来たであろうガラテアを見ても表情一つ変えず どこか空虚な視線を漂わせていた 感情のない、この人形のような背反者の表情が崩れるのを見てみたい、と 嗜虐的な感情が自分の中に沸々とわいてくるのを、ガラテアは感じていた 半ば理不尽な感情だと、自覚しながら にこ、とガラテアが笑う すると突然、高速剣を繰り出すイレーネの右腕が止まった 「………!?」 自分は何もしていない ガラテアに剣を受け止められたわけでもない だが、右腕に違和感を感じて、力が抜ける そのままガシャン、と剣を取り落としてしまった 「な…に….?」 呆然と自分の右手を見詰める 一瞬の後、首の後ろに鈍い痛みが走る 「ぐっ……」 視界の端に金色に輝く長い髪を捕らえながらイレーネは意識を失った 倒れかかったイレーネを受け止める そのまま抱き上げると、ガラテアはゆっくりと小屋へと向かった 465 :ガラテアxイレーネ5:2007/07/30(月) 03:14:25 ID:O3fEOCob 気がつくと、見慣れた小屋の質素な自分のベッドに横たわっていた 「……っ!?」 すぐに先程までの状況を思い出し起き上がろうとする が、目の前に美しい笑みを浮かべたガラテアが ベッドに腰掛けた状態で上から見下ろしていた 半身を乗り出したその腕は、イレーネの身体が起き上がれないようにやんわりと留めている 「……貴様…何をした…」 先程の出来事は、確実にこの女の仕業だと考えた時、一つの答えに行き着く ──…まさか、こいつは…妖気を操ることができるのか? 妖気の感知に長けた者の中には、そのような能力を持つものがいると聞いたことがあった だが実際に目にするのは初めてだった 再度、瞳を細めてガラテアが笑う 右手がベッドに張り付き動かせなくなる 高速剣を紡ぐ右手は、妖気が張りつめており、それをイレーネが制御することで保たれている だがそれは、妖気の流れを捉えられる者にとって一番容易に操りやすい部位でもあった 「そうそう、お前の妖気を感知した時にな…」 イレーネを見下ろしながら、ガラテアが突然切り出す 「妖魔を殺した後…お前、何をしていた…?」 一瞬、何を聞かれたのか察知できなかった 「水を浴びていたようだったが、それだけじゃなかっただろう?」 ゆっくりと、一言一言思い出させるようにガラテアが言う 怪訝な顔をして見返していたイレーネだったが ふとある事に思い当たり、顔から血の気が引いて凍りつく そして次の瞬間、サッと頬が薄く朱に染まった 「……っ…!」 466 :ガラテアxイレーネ6:2007/07/30(月) 03:15:26 ID:O3fEOCob そう、それは……妖魔との戦闘で気が高ぶっていたためだった 普段は人一倍、その手の欲望に対して淡白なイレーネだったが 久しぶりの恍惚感を伴う右腕の妖気の解放に抗えず 戦いの後に水を浴びて身体の熱を冷ましながら …そっと、密かに自らを慰めたのだった それは自慰と呼べるほどでもない、稚拙なものだったが まさかそれを感知しているものがいるとも知らずに 「………ぁ…っ!」 「一人でするのは、寂しかっただろう…?」 微笑みと共に美しい唇から紡がれる言葉は、イレーネの自尊心を容赦なく打ち砕く 「……っぁ、っ…き、貴、様……」 自由を奪ったイレーネの右手を優しく手に取り ガラテアはその指先にうっとりと優しく口付ける これ以上はないというくらいの艶やかな笑みで見下ろし 残酷な命令を下す 「私の前で、してみせろ」 ───目の前が、真っ暗になった 突然の事に身体を強張らせて動けなくなる ガラテアはイレーネの震える手をその秘所へと導く 服の上から自身のその箇所に触れ、イレーネは身体が竦んだ ガラテアの銀色の瞳が一層冴えた光を放つ 必死でその場所から手をどけようとするも、腕は固定されて動かない ならばせめてと勝手に動く指を押さえ込もうとしても、 少しづつ自分の女の部分に触れ始めた 「……ゃっ…めろ……」 イレーネはとうとう悲鳴のような声を上げた 467 :ガラテアxイレーネ7:2007/07/30(月) 03:16:58 ID:O3fEOCob 「あの時と同じようにすれば良い…簡単だろう?」 くすくすとガラレアが艶麗な笑みを浮かべながらイレーネを追い詰める 「自分じゃできないのか?…なら少し手伝ってやる」 そ、とガラテアの指が布の上からイレーネの秘部に触れる 但しそれは、触れるか触れないかの曖昧な感触で、撫で上げるだけだった 時折、軽く爪でスッと擦られる感覚に、イレーネは震える 執拗に繰り返されるささやかな刺激に身体が揺れる ………物足りなかった もう少し強く触れて欲しいと、浅ましくも思ってしまう …それは、妖気を操られているのか、自らの意思だったのか イレーネは耐え切れず、震える指を動かし始めた 「…はっ….っ」 息が切れ切れになり、イレーネの顔が紅潮する 銀色に輝く鋭い瞳は熱を帯びて潤み始めていた ガラテアはイレーネが指を動かし始めたのを確認すると 自らの指を引き、その様子をじっと見詰める ガラテアの指が触れなくなったのも気がつかず、イレーネは自分の行為に没頭していた 痴態を晒す己の姿をできる限り見られまいと、イレーネは身を捩る 服の上から秘裂をなぞるように指を滑らせ、時折花芯のある部分を軽く押す あまり行為自体に慣れていないのか、イレーネの慰め方は控えめだった 468 :ガラテアxイレーネ8:2007/07/30(月) 03:18:21 ID:O3fEOCob そ…、とガラテアの指がイレーネの剥き出しになっている太腿を滑る 足の付け根に爪を這わせると、足が引きつるようにびくん、と震えた 「は、あ…あ……」 長らく触れたことのなかった人の肌の温もりに 己の感情とは関係なく、身体が無意識に震えてしまう。 服の上から触れているだけではもどかしくなったのか イレーネは服の隙間からそっと指を滑り込ませた 蜜が溢れている部分をやんわりと軽く数回撫で上げる 「───………..っっ」 眉をひそめ瞳を閉じ、息を殺しながらイレーネは静かに達した 薄暗い小屋の中に、イレーネの息遣いだけが響く 「………これで、満足か」 軽く息を弾ませながら、イレーネはガラテアを睨み上げる 射抜くような目線をガラテアは面白そうに見返す 「言い忘れていたが…」 達した後の余韻で朦朧とする頭に、ガラテアの声が響く 「私は妖気を扱えるといっても、瞬発的に少し動かしたり、位置を変えたりするくらいなんだ」 強い意志を持つ行動に対しては抗えない、結局は本人の意思が一番反映されるのだ、と 469 :ガラテアxイレーネ9:2007/07/30(月) 03:19:38 ID:O3fEOCob ──…まさか、…それでは、今のは… はっと身体を強張らせるイレーネに追い討ちをかけるように 優しく、艶やかな声で残酷な言葉を囁く 「……なかなか…いいものを見せてもらったよ」 耳朶を甘く唇で挟みながら、喉の奥で笑うのを感じる 「…………っ…!」 イレーネは羞恥と悔しさで瞳を潤ませ、眩暈がするのを必死で堪えていた ガラテアはイレーネの手首を取り、先程まで秘所を探って濡れている指先を口に含んだ 「……っ!」 イレーネに見せつける様にして、1本づつ丁寧に咥える 指の間の谷間に舌を這わせ、爪の間まで舐め取るようにゆっくりと口内で弄る 丹念に舐られた後、ようやく指が口の中から開放された ガラテアは自分の指をイレーネの指に絡ませ、そのまま手をベッドへと縫いとめる ひとつしかない手をやんわりと封じ込まれ、イレーネは抗う術を失う そのままガラテアの唇が自分の唇に重ねられた 指を弄られていたのと同様に、舌を激しく絡め取られる 今まで感じたことのない味が舌の上に広がるのを感じ それが何によるものなのか思い当たると 頭に血が上り、イレーネは固く目を閉じ身震いをした 「….ふっ、ぅ……っ….やっ…..!」 目の前が赤く、チカチカする ガラテアの身体から放たれる甘い香りが鼻腔をくすぐる その香りは頭の芯を痺れさせて、冷静な思考を奪い去っていく 既にガラテアの能力で抑え込まれているのか 自らの意思で抵抗をしなくなっているのか──… イレーネにはわからなくなっていた 470 :ガラテアxイレーネ10:2007/07/30(月) 03:20:59 ID:O3fEOCob 唇から耳へ、耳から首筋へ ガラテアの柔らかい唇と舌がゆっくりと這い回る 「……ぅ…」 身に着けている衣服を取り去られ、冷たい外気にイレーネの肌が晒された 右手はずっと、ガラテアの左手が絡まったままだった 空いている右手が、イレーネの胸をまさぐる 一度達したイレーネの身体は、普段より一層敏感になっていて 少し触れられるだけでも全身に甘い痺れが駆け巡る 「ひっ……」 胸の先端を軽く摘まれると、小さく甲高い声が上がってしまう イレーネの青白い肌は、見た目とは裏腹に触れると思いのほか熱く ガラテアの手に吸い付いてくるようだった 「冷たいお人形さんかと思ったんだが…意外とそうではないらしいな」 嘲弄するように発する言葉とは逆に、触れてくる唇と指先の優しさと繊細さに イレーネは身体を震わせ目を固く閉じた ふと、閉じた瞼の上に、柔らかい唇の感触を感じた 胸を探っていた手が顔に添えられたかと思うと、小鳥が啄ばむように何度も何度も口付けられる 瞼の上から頬、鼻先、額…と、顔中に優しい口付けが雨のように落とされる 彼女の長い睫が、時折顔に触れるのがくすぐったかった それはこの状況の中、不思議と安心させられるようだった 初めて会った女に好き勝手されて 抵抗しなければ、と頭ではわかっていても、思うように身体が動かない 長い隠遁生活は自分では気がつかない程に人恋しかったのだろうか ……否、そんなはずはない、と必死で否定する 471 :ガラテアxイレーネ11:2007/07/30(月) 03:23:19 ID:O3fEOCob だが逆に普段の…過去の自分を知らない相手だからこそ 何も考えず、全てをこの女に晒してみたいような、そんな衝動に駆られる 「もっと力を抜け……私以外、誰も見ていない」 紡ぎ出される言葉は慇懃で残酷だが、その唇と指はこの上なく優しかった 「……我々しか知る者はいない…大丈夫だ」 それは、誰に対しての言葉だったのか 右手で暴れる妖気を無機質な表情に閉じ込めたイレーネと 優位に立つために全ての感情を微笑みに隠したガラテアは ───…どこか似ていたのかもしれない 気がつくと、ガラテアも自身の衣服を取り去り その引き締まっていながらも肉感的な裸身をイレーネの前に曝け出していた 控えめに、ガラテアがイレーネの身体の上に覆い被さってくる そういえば、その長身がイレーネの細い身体に負担とならないように 終始気を使っていたのだと、その時になって初めて知る ……こいつは慇懃無礼なのか、優しいのか…よくわからんな イレーネはそんな事をふと思った 472 :ガラテアxイレーネ12:2007/07/30(月) 03:25:23 ID:O3fEOCob 胸の間…体の中心線をなぞる様に、ガラテアの舌がツ…と這い回る そのまま臍まで達すると、溝の奥深くまで確かめるように舌を動かす 「……っ!」 びくりとイレーネの背が反り返る 腹の上を流れるガラテアの長い髪が更に感覚を鋭くさせる イレーネの細い腰を確かめるように指先を沿わせながら 一頻り臍を舐った後、腰骨の部分に唇を落とす 同時に右手でイレーネの太腿を持ち上げると、自らの肩へ足を掛けて固定させる 「……っ、くっ…」 必然的に、密やかな箇所がガラテアの目の前に晒される すぐにはその場所に触れず、ガラテアは太腿や、足の付け根に唇を落としてゆく 白い内腿を強く吸い上げると、小さな紅い華が散った 「はっ…、ふ、ぁぁ……」 直接触れられずとも、一度達し、先程から絶え間なく与えられた刺激によって 秘部が熱く潤み、収縮しているのがわかる 「ぁ、ぁ……っぅ……」 「ほお……凄い、な」 呟いたガラテアの吐息でさえ、強烈な刺激になる 耐えられない…、とは死んでも言葉には出せない だが、せめてもの意思表示に 絡めたガラテアの指をイレーネは必死に強く握り返す 473 :ガラテアxイレーネ13:2007/07/30(月) 03:27:22 ID:O3fEOCob 散々焦らされた後、親指でその箇所を押し広げ、ガラテアがそっと口付けをした 「ひぁっ、あ、あ…….っ」 ぴちゃ、と卑猥な水音と自分の淫猥な声だけが静かな小屋の中に響く 小さな突起に舌が押し付けられ、強く舐られたかと思うと 今度は蜜が溢れる深い溝へと細く尖らせた舌が差し入れられる 自分で慰めた時とは比べ物にならない大きな快感に頭がおかしくなりそうだった 「…う、うぅっ…ふ、ぁ……」 親指で花芯を擦られると気が狂いそうになる 頭を振り、身体を捩ってその感覚から逃れようとしても、あまり意味は成さなかった 十分にその箇所が潤った事を確認して ガラテアの細く長い指が、イレーネの体内にゆっくりと侵入してきた。 「……いっ…う…ぐっ…」 自分で慰める際にも表面を撫でる程度だったイレーネにとって、その感触は戸惑いを隠せない イレーネが無意識にビクリと身体を竦ませるのを見つめながら ガラテアは内部を犯す指を2本、3本と増やしていった 「ぅ、ぁ…いっ…あ、ぃ……っ!」 自分の蜜とガラテアの唾液で十分に潤っているとは言え 慣れない圧迫感に腰が浮き、自然と悲鳴が上がる 「すぐ慣れる…少し我慢するんだな」 笑みを浮かべながら、ガラテアはゆっくりとその指を動かし始める 「い、ぃ……あぁ…っ」 474 :ガラテアxイレーネ14:2007/07/30(月) 03:29:04 ID:O3fEOCob ガラテアに責められる下半身がぐずぐずになっていくのを感じ イレーネは自分が女であることを嫌でも自覚する 痛みを感じているわけでもないのに、自然と生理的な涙が目尻から零れた 「もう、いい、ぞ……」 興奮しているのか、ガラテアの声も少し上ずっているのがわかる 足の付け根を強く吸い上げながら、一際強く内部に指を差し入れて強くかき回す 「はっ、あ….うぁ、あぁ、、、はぁぁぁ……つっ!!」 握り締めたガラテアの手に爪を立てながら、イレーネは強い快感に沈んでいった 「…首を取りに来たのではないのか」 シーツに包まったままイレーネはガラテアに声をかける 身支度を整えながら、ガラテアは澄ましたように視線だけイレーネに向ける 「──…私も組織には色々思うところあってな」 素直に受けた命令をただ実行するのも…な、と 横目でイレーネを見やり、にこりと笑う だから 「──…また来るよ」 だからどこにも行くなよ、と言い残して 麗人は闇夜の中へと消えていった 残ったのはイレーネの体の奥底にじわりと燻る熱と 微かに漂う甘い香りだけだった 475 :460:2007/07/30(月) 03:31:10 ID:O3fEOCob 終わりです 完全な脳内妄想な話でスマソorz 興味ない人は、本当に華麗にヌルーおね ガラテア様の男前っぷりと、嫌味炸裂なところに反して 意外と情が深い部分が書きたかったんですが、難しいいい 普段から余裕の笑みを浮かべているのは 彼女の能力を有効に使うためのものであって 本当は凄く仲間思いで優しい人だと勝手にイメージしてます カップル的にはテレイレ、テレクレが好きですが キャラクターとしてはガラテア様最高に好きです 美女なのに男前なところが素敵すぎ イレーネもテレイレ書いた時とはちょっと違う感じになりました 一人で長い間身を隠して生活していたら 強いイレ姐でも少しまた変わるのではないかなと思って 長文駄文、読んでくれた方がいたらありがとう そして>>459タソ乙でした!