191 :名無しさん@秘密の花園:2007/07/22(日) 03:47:11 ID:JRq1QiQ/ クレイモア最高に百合 192 :名無しさん@秘密の花園:2007/07/22(日) 03:53:27 ID:W0DIlp5n いやあホントよかった いまだ余韻にひたってるんだぜ ていうか昨日自分テレサ×イレーネのガチエロス書くとか言ったのだけど >>157と>>177 こんな立て続けに良いイレーネ話読んだら こんな良い話の後に あんな微妙な変態プレイ投下できNEEEEEEEEE 自分の目から溢れた煮汁が「自重しとけ」と叫ぶので クレイモアハマリたての頃勢いで書いたヘレン&タバサ×ミリアに変更しとく 一応ガチエロ でもストーリー的にアホだお 193 :ヘレタバミリその1:2007/07/22(日) 03:54:40 ID:W0DIlp5n ミリアとタバサがいつものとおりいろいろな話し合いをしている最中。 「ミリア姉さん!」  荒々しい足取りで中に入ってきたのは、何やら興奮気味のヘレンだった。 「ヘレンどうした。やけに機嫌が悪いな……」  「…………」  ヘレンは、ミリアとタバサが二人一緒にいるのをじぃっと見て、わなわなと肩を震わせた。 「ヘレン?黙ってちゃわからないだろう。一体どうしたんだ?」 「……ね、姉さん……」  ヘレンの思考リミッターは現在ぐんぐん上昇中だ。そろそろブレイクする。 「――――――姉さん!!」  そして、リミットブレイク。 「今日こそははっきりさせてもらうぜ………」 「……?いったい何をだ。ヘレン」 「何もくそもねえよ!」  ヘレンはびしっと自分の横ですまし顔で座っているタバサを指差した。 「姉さんはっ!!こいつとあたし、どっちが好きなんだぁっ!!」 194 :ヘレタバミリその2:2007/07/22(日) 03:55:55 ID:W0DIlp5n  どっかーん!とヘレンのバックに荒波が。あれ。気のせいか。  いやいやいや。そんなことよりも。  ずかずかと鼻息を荒くしてやってきたと思ったら、いきなり何を言い出すんだヘレン―――。  と、数秒間ミリアは目を点にしてぽかんとしてしまった。  一方、名指しでヘレンと天秤にかけられたタバサは。 「……ヘレンさん、大胆ですね」  至って冷静。ヘレンをじっと見て「ああ言っちゃった」みたいな顔をしている。 「へ……?」  ヘレンはきょとんと首を傾げる。  そして……。 「あぁっ!い、言っちまったぁっ!」  自分がどれだけ恥ずかしい発言をしたのか気付き、顔を真っ赤にして頭を抱えてしゃがみこんでしまった。 「く、くそぅ…だ、だって姉さんとお前がイチャイチャ一緒にいるトコなんか見てたら、つい…!」  イチャイチャという点に関してはあくまでヘレン視点なのだが…。  とにかく、どうやら今のはイキオイで言ってしまったようだ。 「…………???」  だがとりあえずミリアはいまだに状況がよく飲み込めていない。 195 :ヘレタバミリその3:2007/07/22(日) 03:56:35 ID:W0DIlp5n  逆にすべて承知済みらしいタバサは溜息をついた。 「まあ…いつかはこうなるかと思ってましたけど」 「え…ってお前……し、知ってたのかよっ?あたしが…その………」 「だってヘレンさん、最近物凄く私に突っかかるじゃないですか。隊長を見る目だってなんだかストーカー的でしたし」 「なっ!誰がストーカーだテメエ!!あぁ!?」 「……ちょっと待て。私はいまいちよく話が見えないんだが……」 「なっ…?ね、姉さんのばかやろーっ!ここまで言ったらわかるだろフツー!!」 「ここまで言ったらって……」  それでもわかっていないミリア。  きっ、とヘレンは顔を真っ赤にさせたままミリアを睨んだ。  もどかしそうに「う〜!」と唸っている。  ミリアがわかっていないのだから、とりあえずさっきの発言は無かったことにしてしまえば良さそうなものなのだが…。  ミリアにちっとも自分の気持ちが伝わっていないのは、それはそれで癪なようだった。 「くそっ!だったらはっきり言ってやる!あたしは……」  ああ。今のヘレンの顔を見たら、きっとデネヴ辺りは大爆笑してしまうだろう。 「あ、あたしは姉さんが好きだって言ってんだよーっ!ばかやろーっ!」  それくらいへレンの顔はゆでタコのようになっていた。 196 :ヘレタバミリその4:2007/07/22(日) 03:57:15 ID:W0DIlp5n 「…………え」  ミリア、再び目が点。  しばらく無言。とりあえずヘレンの言葉を頭の中で反芻してみる。 『好きだって言ってんだよー』 『スキだってイッてんだよー』 『スキダッテイッテンダヨー』  わかった。それについては理解した。私もヘレンは嫌いじゃない。  だがしかし。 「す、すまんヘレン。それは……その〜。どういう……」  ライクかラブかで問題の重要度は非常に変化する。 「………姉さん」 「あー……いや、ごめん」  半べそをかきながら、がるるると獰猛に唸るヘレン。犬かお前は。  じゃなくて。  こんなヘレンを見てソコを確認するのはさすがに鈍感過ぎる。  そう悟ったミリアはうっかり問いかけてしまいそうになった言葉を引っ込めた。  さて、これは………困った。 「……隊長。ヘレンさんは私と隊長がいつも一緒にいることにヤキモチをやいて、殴りこみにきたわけです」 「や、ヤキモチ?」  ミリア、目が点点々。 「……なんで、私とタバサが一緒にいるだけでヤキモチをやくんだ」 「私と隊長がよく一緒にいるからじゃないですか。  ヘレンさんは私と自分のどちらが隊長に愛されてるのか、それが聞きたいそうです」 「………あ、愛されてるかって…オマエそんな」 「……せっかくだから、私も聞きたいです。私も隊長のことが好きですから」 197 :ヘレタバミリその5:2007/07/22(日) 03:57:56 ID:W0DIlp5n 「…………………は?」  今さらっと凄いことを言ったぞこの人。 「私は隊長のことが好きです。ミリアが隊長だからこそ、どこまでも尽くせるんです。私の気持ち、少しも気付きませんでしたか?」  ヘレンだけでなく、タバサまで告白。ああ、今日の自分はモテモテだな。  じゃなくて。 「えーと………………?」  ミリアはこの予期せぬ事態に、ただただ呆然としていた。  これはいったいどうしたものか。  戦局での重要事項は状況把握。ミリアはこの局面を打開するために必死に思考を巡らし情報を整理した。  目の前のヘレンは顔を真っ赤にしながらふてくされている。  そしてタバサは相変わらず落ち着きをはらっている。  が、どちらもどうやら、自分の答えを待っているらしい。  告白されてしまった。  さあどうしよう。くだらん、と一言で切り捨てるか?いや、どうもそんなことができる雰囲気じゃない。  二人の目があまりにも真剣だった。  というか、そんな突然「好きだ」と言われても。  そりゃあ自分だって二人のことは好きだが、それがライクかラブかと聞かれたら、多分現時点ではライクだろう。  二人の好意に正直、悪い気はしない。嬉しい。…だが、自分には―――そこまで深く突っ込んだ部分はよくわからない。 「……私は別に二人とも好きだし、信頼している。大切な仲間だ。それじゃあ不服なのか?」 「姉さん…」 「隊長…」 「うっ……(汗)」  ミリアの返事に、二人の顔色が険しくなる。今にも妖力解放しそうだ。  …それだけはやめてもらいたい。討伐隊が来てしまうじゃないか。 198 :ヘレタバミリその5:2007/07/22(日) 03:58:30 ID:W0DIlp5n 「……ミリア姉さん、ぜんっぜんわかってねえな」 「隊長。そんな答えで私たちが納得すると思いますか?」 「しかし……」 「隊長は、私が傍にいるのは不快ですか?」 「は?い、いや……タバサはよくやってくれてる。  気が利くし、私が今もこうやって皆を引っ張ってこれてるのはタバサの支えがあったからだ」 「じゃあこれからも一緒にいます。あなたをこれからも支えていきます、あなたが望むなら……ミリア……」 「た、タバサっ?」  タバサは身体を寄せ、床に投げられていたミリアの手にそっと自分の手を重ねた。 「ちょっと待てタバサてめえ!姉さん…あ、あたしは?あたしは、姉さんの役に立ってないのかっ?!」  しょんぼり耳をタレた犬のように、泣きそうな顔になっているヘレンにミリアはぎょっとした。 「な、なに馬鹿なこと言ってるんだ。ヘレンだってよくやってくれてる……。戦闘でだって、いつも安心して背中をまかせてるだろ?」 「姉さん……。だったら……」 「お、おい!へ、ヘレンまでっ?」  もう片方の手に、今度はヘレンが手を重ねてきた。  両脇をヘレンとタバサに挟まれてしまった。  冷静なタバサに情熱的なヘレン。  どちらも、おなじくらい自分に好意を向けている。  ミリアはうなだれた。  二人の好意は嬉しい。嬉しいのだ。自分は二人とも、とても大切に思っている。  いや、二人だけではない。自分にとって、仲間たちひとりひとりはかけがえのない存在だ。  しかし、だからこそ二人に「どちらが好きか」などと聞かれてもわからない。  選べるわけがない。 199 :ヘレタバミリその7:2007/07/22(日) 04:00:07 ID:W0DIlp5n 「……へレン、タバサ」  ミリアは心を静めて、口を開いた。 「私は、さっきも言ったとおり、お前たち二人のどちらが好きかなんて答えられない。  私にとっては、二人が大切だし……二人だけでなくみんなが大切なんだ」  自分はかつて「集団戦ならナンバー1以上の働きをする」という評価を受けたことがある。  自分にそこまでの働きをさせる原動力。それは、単純なモノだ。  戦いで、誰も死なせたくない。  ただそれだけ。死なせたくないのだ。誰も。大切だから。例外なく。  ―――仲間ひとりひとりが、大切なのだ。 「……姉さん」 「……ミリア」 「……今の私には、みんなを守ることしか考えられない。誰かひとりだけを特別に想うことなんて、できないんだ」  ヘレンはミリアの肩にぐっと顔を押し付け、重ねた手をぎゅっと握った。 「……知ってるよ。そりゃ、姉さんは……そういう人だって……」 「そんなミリアだから、私たちは……好きなんです……」 「すまない。ヘレン、タバサ……」  タバサはミリアの頬にそっと手を当てた。 「でも、隊長……」 「タバサ…?」  そしてそのまま顔を近づけ………。 「タバ……んっ?!」 「あーーーーーーーーーっ!!?」   タバサのその行為に、ミリアは再び目が点になり、そしてヘレンは絶叫した。  タバサはミリアに唇を重ねていた――――。 200 :ヘレタバミリその8:2007/07/22(日) 04:00:45 ID:W0DIlp5n 「ん……ん」  目を閉じ、うっとりとミリアの唇を堪能するタバサと。 「んんっ!んっ…ぷぁっ……た、タバサっ?」  驚きのあまり身を仰け反らせるミリアと。 「て、てめえええええっ!!」  抜け駆けされたことに激昂するヘレン。 「た、タバサ!おおおおま…お前!私の言ったことがわからなかったのか?!  こんなことをされても私はお前たちの気持ちに答えてやれないと―――」  ミリアの言葉にかぶせるように、タバサが口を開いた。 「隊長」 「な、なに?」 「隊長の気持ちはわかっています。でも…せっかく告白したのに、何も収穫がないのはちょっと…」 「しゅ……しゅうかく…って……」 「誰か一人を特別に想うことはできなくても、私のことが嫌いなわけじゃないなら、私…隊長に……」  ミリアは天を仰いだ。  ………………や、やっぱり伝わってないっ!! 201 :ヘレタバミリその9:2007/07/22(日) 04:01:21 ID:W0DIlp5n 「ちっくしょーーーーーーーーーーっ!」 「へ、ヘレン?!」 「くそ、上等じゃねーか!タバサ…だったらあたしにも考えがあるぜ……!」  ばさっ!ヘレンは何を思ったか、自分の服をばさりと脱ぎ捨てた。 「姉さんが選べねーってんなら、選びたくなるようにしてやるまでさ!勝負しろよ、タバサ!」 「ヘレンさん……」  そうタバサに吐き捨てると、ヘレンはミリアに向き直り、がしっと両肩を掴んだ。 「……へ、ヘレン、おい!?」 「ね、姉さんっ!服…脱いでくれっ!」 「な、に?」  意味を理解しかねて、口の端をひくっとさせながら問い返すミリア。  ヘレンは、ミリアに迫りながら、やはり頬を染めている。 「あ……あたしだってそりゃ恥ずかしいけど……でも、ここまできたらあとにはひけないだろっ!!」   「なっ!?ヘレン!!お、お前なにを馬鹿なっ!?」  服を脱がせてどうする気なんだオマエは!? 「な?」  がっしりと。背後から羽交い絞めにされる。 「た、タバサ」 「賛成です、ヘレンさん」 「ふ、二人ともっ!!ちょっと待てーーーーーーーーーっ!!!!」  正面からヘレン。背後にはタバサ。自分たちより実力が上なミリア相手に、見事なコンビプレー。 「ミリア姉さん………」 「隊長………」 「やめんかーーーーーーーーーーーーーーーーーっ(焦!」 202 :ヘレタバミリその10:2007/07/22(日) 04:01:58 ID:W0DIlp5n ちゅっ、ちゅ……。  水気をふくんだ音が響く。 「ん……ふ…」  そして漏れる、どちらのモノともわからない吐息。 「んんっ……はぁ…、姉さん………」 「へ、ヘレン……もう、やめ…、んむっ……」  ミリアはヘレンに、先ほどからたっぷりとキスをされていた。  最初は戸惑いがちに唇をぶつけてきたヘレンだったが、気分が高まってきたのか、  だんだんと調子を出し――――より深く深くミリアの口内をむさぼった。  ミリアは動けない。何故なら、ミリアの後ろでは……。 「隊長……」 「ぁっ……」  羽交い絞めの格好のまま。  ちゅ…、とミリアの首筋に後ろからキスをすると、タバサははだけた服の隙間からミリアの胸を両手で揉みし抱いていた。  「ちゅ…、んん…、ぷはぁ…。  あ。おいタバサ、ん、お前なに勝手に手ぇだしてやがるっ」 「ヘレンさんが終わるのなんて待ってられません……。  だいたい、さっきからヘレンさんなんて馬鹿の一つ覚えみたいにキスばっかり。  これじゃ、隊長だっていい加減飽きちゃうんじゃないんですか?」 「う、うるせえっ!…だ、だって姉さんの唇、あんまりキモチイイもんだから……」 「あ…う………」  飽きるも何も、むしろ気が変になりそうだった。  たっぷりと舌や粘膜を舐られ、そのたびに身体から力が抜ける。 203 :ヘレタバミリその11:2007/07/22(日) 04:02:40 ID:W0DIlp5n 最初、あまりの予期せぬ展開に戸惑い、本気で抵抗できずにいたのが仇になった。  ミリアの力ならば、ヘレンとタバサ二人が二人がかりだろうと、負けないはずだった。  だが今は、ヘレンの口づけによって頭が痺れきってしまっている。 「……隊長の身体は、どこを触っても気持ちいいですね。柔らかくって、すべすべしてて……でもここは今すっごく……」 「タバサ……やめ…、んぁっ!」  胸をすくい上げるように揉んでいたタバサは、するりとその指でミリアの乳首を撫でた。 「あぅっ…くぅっ……!」  胸を揉みつつ、指と指の隙間で突起を挟み、かたくなったその感触をこりこりと楽しむように絞り上げた。  その間、タバサはミリアのうなじから首、そして耳を舐めることを忘れない。  直情的なヘレンの愛撫に比べて、タバサは技巧派のようだ。 「……ヘレンさん、どうしたんですか?」  ふとキスをやめ、喘ぐミリアを客観的に見ていたヘレンは、おなじみの間の抜けた顔(鳩豆)でぽかんとしている。  そして……。 「姉さん……綺麗だ…………」  なんだか感動している。 「はぁ、はぁ……、ん…ヘレ、ン?」 「!!」  赤みを帯びた頬、潤んだ銀色の瞳。震える睫毛。  ―――――すべて、美しい。 「あぁ、ね……姉さんっ!好きだぁっ!大好きだミリア姉さーんっ!!」  がばぁっ!  ああ犬だ。もうヘレンは犬だ。決定。  喩えるなら、尻尾を千切れんばかりに振って飼い主に飛びつく犬よろしく―――ミリアにどんがばちょと抱きつくヘレン。  ハートが四方八方に飛び散りまくっているのは言うまでもない。 「わ……っ!?」 「あっ、ちょっとヘレンさん……!」  「姉さんっ!あたし頑張ってもっともっと姉さんのこと気持ちよくしてやるからなっ!まかせろ!」 「なっ!――――あ!?ひっ……ぅ………い、いい加減にしてくれ〜……(泣!」 204 :ヘレタバミリその12:2007/07/22(日) 04:03:20 ID:W0DIlp5n 「はぁっ…はぁ、くぅっ………は、ぅ……っ」  ぴちゃ、ぴちゃ………。  テンション極まったヘレンの愛撫は、乱暴ながらも愛情いっぱいで、ミリアを翻弄した。  一方タバサはというと。  力は抜けていても、時折恥ずかしさのあまり抵抗するミリアの腕を捉えたり、  感じすぎて逃げようとするのを抱きしめて押さえたりと、補助に徹している。  やはりこういうときでも、その性格というのは出るようだ。  しかし。 「背中…感じるんですね………隊長」  背中、わき腹などに指を這わせキスの雨を降らせる。  主導権こそはヘレンに譲っているものの、自分もミリアをせめることを怠らない。  ミリアを巡って争っていたはずの二人だが、何故かここにきて実に素晴らしい協力体制ができている。  ヘレンはミリアの身体を堪能するように口から胸、胸から臍、そして――――。  ぺろっ。 「あぁっ!?」  ミリアの秘部に到達した。 205 :ヘレタバミリその13:2007/07/22(日) 04:03:57 ID:W0DIlp5n 「うわ……姉さん……ここ、凄い……」 「へ、ヘレンそこは…ぁあっ!だ、ダメ…だ!やめ…やめてくれぇ…っ」 「嫌だね。こんなに濡れてるのに、やめろなんてよく言えるよな。  姉さん…ほら…、ん、ほら……舐めなきゃコレ、溢れてぐっちょぐちょだぜ」 「ばっ、馬鹿…!そんなところ……ひっ!んんぁっ!」  ちゅ、ちゅ……じゅちゅ………。  「あ、あ、あ……!」  ちゅぅ…ちゅく…ぺろ……。 「やめ…、……………ほ、ほんと…に…や、めてぇ………」  ミリアの目尻に涙が浮かぶ。自分の秘部を舐められる羞恥と、そのあまりの快感に耐えられない。  だがそんなミリアの様子は、より一層へレンのハートに火をつける。 「姉さん……かわいい……っ」 「ひゃぅ!?」  赤く充血した突起をヘレンははむっとくわえ込み、 「ひ……は……っ!」  ちゅるちゅると唇で揉んだ。  そして、吸う。 「―――あっ!!!!」  ミリアの身体が仰け反る。 「あああああっ!!!!」  びくんびくんと断続的にしなる身体。絶頂した―――。  「姉さん……」 「はぁ、はぁ………」  ヘレンはミリアの頬にキスをした。  絶頂の余韻に浸るミリアだが……。 「次は私の番…ですよね」 「た、タバサ……」  ――――まだまだこれからのようだった。 206 :ヘレタバミリその14:2007/07/22(日) 04:04:34 ID:W0DIlp5n 「こ、こんな格好……っ」 「隊長……恥ずかしいですか?」 「………っ」  ミリアは四つん這いで、オシリを高く上げさせられている。   タバサはミリアの臀部をしなやかに撫で、目の前に曝け出されている下半身をうっとりと眺めた。 「ぅっ………」  とろとろの秘部に指を当て、開くようにして奥を覗く。 「み……見るな………」 「綺麗です…隊長………」 「な、なにを言って………ひっ」  ぴちゃぁ………。 「あっ、あっ、あっ……!」  舌を差し込み、中身を掻きだすように舐める。  幸い、愛液はどんどんと涌いてくるのでいくらでも舐められた。 「あぅ……くっ、んんっ!」  目を閉じて快感に震えるミリア。  その前ではヘレンが、床についたミリアの手を押さえるように握っていた。  時折、喘ぐミリアが可愛すぎてキスをしてしまう。 207 :ヘレタバミリその15:2007/07/22(日) 04:12:41 ID:W0DIlp5n 「……ミリア」 「あっ……?タバ、サ……なにを……」 「こっちも……」 「―――――なっ!?馬鹿そこは!――――ひっ!」   タバサの舌は、ミリアの秘部より上にちゅるんと移動した。  そこに走るあまりの感覚にミリアは身を硬くした。 「やめろっ!馬鹿…!そこは……ひっ、あぁ」  ミリアの静止など聞き入れず、そこをねぶってやる。  穴を舐めつつ、さらに秘部に指を差し込み、かきまわした。 「あぅっ…!そんな…激し……やめっ……ひぁっ…ああっ!」  もう言葉も切れ切れで、うまくしゃべれない。  ぐちゅぐちゅと激しく鳴る秘部の恥ずかしい音にかぶさって、甲高い声だけがあがる。 「はぁ……姉さん………」  ミリアの顔をじっと見ていたヘレンは、堪らなさそうに声をかけた。 「ね、姉さん…あた…し………」  自分の股に手をやり、もどかしそうに身をよじる。 「ふぁ…う…、へ…レン……?」 「ねえさん…あ…あたし…あたしにも……その………」 「ん…ヘレンさん。して欲しいことがあるなら、素直に言った方がいいですよ」 「〜〜〜〜〜っ」 「へレン……?」 「ね、ねえさんっ」  へレンは、もじもじとしつつもミリアの前でゆっくりと足を開いた。 「ねえさん……あ、あたしにも…………………して…………」  そう懇願するへレンは、普段のがさつさからは想像できないくらいしおらしかった。 208 :ヘレタバミリその16:2007/07/22(日) 04:13:24 ID:W0DIlp5n 「ヘレン……」  この甘い香りが漂う官能的な状況が、ミリアの理性をふにゃふにゃにしてしまったのだろう。  自分の目の前に差し出された、ぐっしょりと濡れた秘部。  恥ずかしさのためか、それとも期待のためか。開いた足をふるふると震わせ、ミリアを待っている。  そのヘレンの姿が、あまりにも可愛かったため―――応えてあげたい、と思ってしまった。  ミリアはタバサに責められる下半身の快感に耐えながらも、恐る恐るヘレンのそこに顔を近づけた。  ぴちゅ…。 「あぁっ!」  びくんっ!とヘレンの身体が揺れた。  ぴちゅ…ぴちゅ……。 「あぁ…ねえ…さんっ!」  ミリアの舌の動きは、実に控えめだった。しかし、ヘレンを感じさせるには充分だった。  あのミリアが、自分に。  それだけで、ヘレンは胸がきゅんきゅんと鳴る。  ――――すぐにでも果ててしまいそうだ。  そして、ミリアの方にも二回目の限界が近づいている。 「あ…タバサ……も、もう………」 「や、ねえさん…やめないでっ」  もう無理だ、と懇願するように振り向こうとするミリアを、ヘレンが切なそうに静止する。  中がきゅうきゅうと痙攣する。確かに、もうそろそろミリアは限界のようだ。  タバサはミリアの突起を捻り――――中の指を深く曲げ、ミリアの一番感じるところを圧迫した。 「ふあああああっ――――!!」 「ミリアねえさ…あああっ!!!」  ミリアは一度目よりもより大きな絶頂に襲われ。  それほど激しくせめられていないヘレンも、興奮が後押ししていたのか、その拍子に同じく達した。 209 :ヘレタバミリその17(終わり):2007/07/22(日) 04:14:03 ID:W0DIlp5n 「はぁ…隊長………かわいかったです………」  ミリアの中から指を引き抜き。タバサはうっとりとしながらソレを舐めた。 「ミリア…、今度は私も……………あれ?」 「……………」  ミリア→ぐったり。 「……………」  ヘレン→幸せそうにぐったり。 「え………ちょ……そんなΣ(゚Д゚;)」    結局、疲れきったミリアはその日目覚めず(ついでにヘレンも満足気に爆睡)。  次の日。 「タバサ……あのな?そ、その…昨日は悪かった」(って私は襲われた側なのになんで謝ってるんだろ…) 「悪かったよタバサー、いい加減機嫌直せよーっ」  「…………………」  しばらくタバサの機嫌は鬼のように悪かったそうな。   えんど。 210 :名無しさん@秘密の花園:2007/07/22(日) 04:18:43 ID:W0DIlp5n やとオワタ 長くてごめんorz エロイラネって人はその10までで終わって 導入イラネって人はその10から読んでちょ って注意書き入れておけばよかったと激しく後悔 ホントすいませんでした