※このページのSSは百合専用板のものではありません
百合のみ載せていますが、残っていたログを拾ったものなので
カップリング、ジャンル等の表記がありません
その点ご了承の上お読みください


13 :名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:37:24 ID:OYa5ZDHO
燃料投下。 


深闇の夜があけ、空がうっすらと明るみを帯びてきた頃だった。 

森林特有の冷え込みに目が覚めた私は、既に消えていた焚き火に目をやる。 

次の任務の目的地に向けて、他のメンバー達と野宿をしているのだが…。 
辺りを見渡すと1人足りない。 

「…全く、あいつは…」 

辺りの気配を探り、野宿場から少し離れた場所に足を運ぶと、何やらガザゴソと作業をしている者の姿が見えてきた。 

「…あ!姉さーん!」 

あの聞き慣れた人なつっこそうな声、そして駆け寄ってくる音。 

「ヘレン…一言もなしに姿を消すような事はするんじゃない」 
「あー、悪ぃ悪ぃ。 
つか、そんな怖い目つきしないでくれよー。可愛い顔が台無しだぜ?」 
「…お前というやつは…。 
兎に角、以後慎むようにな」 
「へーい」 
…全く、反省の色があるのかないのか。 
私は一気に肩の力が抜けてしまった。 

ふと、肉の匂いが辺りに立ち込めている事に気付く。 
彼女に目をやると、いつの間に狩ってきたのかはわからないが、木枝に差してこんがり焼いた兎肉を手に持っていた。 

「それはどうしたんだ?」 
「あ、これ?うまそうだろー。 
姉さんの為に狩ったんだぜ。少食なのは分かってるけど、ちょっと味見してみてくれよ」 
そう言うと、ヘレンは照れくさそうに笑うのだった。 

「お前がそこまで言うのなら仕方ない。少し貰おうか…」 
手に取ろうと手を伸ばすと、ヘレンはビッと手を出し、ストップの合図をした。 
「ちょっと待った」 
「ん?何だ?」 

ヘレンはその持っている肉を少しかじり口に含むと、じーっと上目遣いでこちらを見てくる。 
「…どうしたんだ?」 
恐る恐る聞いてみたが、ゆっくりと近付いてくるだけで何も言わない。 
…何だかいつもと違い、様子がおかしい。 
危険を察してか、無意識に後退りしていく私。 
だが、背中が何かにコツっと当たる音がした。 
後ろを振り返ると大きな樹木が行く手を阻んでいる。 


14 :名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:40:23 ID:OYa5ZDHO
「…姉さん、食わしてやるよ」 

そう言うや否や、私にもたれ掛かり大木に押し付けると、顔を近付けてきた。 

「んっ…!」 
唇と唇が触れる。 
私の頬に両手を添え、優しく包み込むヘレン。 
舌を使って、その行為を味わうかの如く口移してゆく。 
肉の旨味とヘレンの匂いが同時に口中に入ってくる…。 

ちゅぱ… 

「…ん…っふ…」 
時々ヘレンの舌が口中をくすぐる。 
その度に、おかしくなるような快感が私を襲うのだった。 

唇が離れると、うっすら光る唾液が糸を引き、私とヘレンを繋いでいた。 
口の中に入れられた肉欠片は砕かれてはいた。 
だがそのまま丸呑みしてしまい、詰まりそうになって自分の胸元をどんと叩く。 
「っはぁ…へ、ヘレン…?」 
口に着いた唾液を舌で舐めとると、食い入るような目でこっちを見るヘレン。 
荒くなった息が顔にかかる。 
覗き込むと、ヘレンの顔はうっすら赤く染まっていた。 
「…ごめん姉さん。でも、もう限界なんだ。我慢できない」 
「な、何の話だ?」 
「2人きりになれるとしたら、早起きしてワザと抜けるしかなかったんだ。 
姉さんの事だから、来てくれると思って…」 

「だから、一体何の…」 
「…分かるだろ?」 
目にうっすら涙を溜めて私を見つめてくる。 
その唇は震えていて、歯がガチガチと音を鳴らす。 

「…姉さんの事、…すっ、好きなんだよ」 


15 :名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:43:25 ID:OYa5ZDHO
「ヘレン…。その…」 

こんな所で告白だというのか。 
…一体、どう答えたらいいんだ…。 
私は返答に困ってしまった。 

「嫌だ、私のものになってよ…姉さん…っ。…やっぱりあのガラテアがいいの? 
止めた方がいいよあんな女たらしな奴…」 
今にも泣きそうな声でまくし立てるように私に言うのだった。 
「ガラテア…?何の事だ?」 
「そ、それは…」 
口ごもるヘレン。 
「…怪我で休んでる姉さんの部屋に入ってくガラテアの姿を見たんだよ。 
介抱とか言ってたけど、絶対姉さんに何かしやがったと思って…あたし…」 

ヘレンの目からポロポロと涙が零れ落ちる。 
「…(あの時の事か。何もしてないと言えば、嘘にはなるな…;)」 

「その事もだけど、戦いで傷ついた姉さんに何も出来なかったのが悔しかったんだ…」 

「ヘレン…」 
私は知らず知らずの内に手を伸ばし、ヘレンをぎゅっと抱き締めていた。 

「姉さ…っ」 
「…分かった、ありがとう。だからもう泣くな…」 

「姉さあぁん!っく…うわあぁあっ」 
ヘレンは私の胸に顔を埋めて益々泣きじゃくるのだった。 


鳥の囀りが聞こえる。 
辺りはすっかり明るくなっていた。 
もう仲間の所に戻らないといけない時間だ。 

落ち着きを取り戻したヘレンを見て、私は頭を撫でながら声をかけた。 
「ヘレン、そろそろ行こう。…仲間が心配する」 
「…あぁ」 
頷いたものの、残念そうな顔をしている。 
「そんな顔をするんじゃない。…可愛い顔が台無しじゃないか」 
「ちょっ…あたしの言った台詞を姉さんが言うなよー!」 

そう言いながらも、嬉しそうに笑うヘレンだった。 


エンド 


16 :名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 00:45:35 ID:OYa5ZDHO


今のミリアとヘレンのやり取りを盗み見る不届き者がいた…。 

「…ふん、ナンバー22だったか。なかなかやってくれるじゃないか」 

遠く離れた山頂から、腕を組みマントをはためかすナンバー3・ガラテアだった。 

「少しでも目を離すとこれだ…要チェックだな。 
しかし、あのヘレンとかいう輩…」 

「私を女たらしだと抜かしたな」 
ゴゴゴゴゴ… 
異様な気配にざわざわと森が揺らめく。 

「しかしまだまだひよっこ。私があの場に居たら、連れ込んで即○×△だ…くっくっく」 

不気味な笑みを浮かべつつ、ミリア(達)の姿を見守るガラテアだった。 

この時、ミリアの背筋にただならぬ悪寒が走ったのは言うまでもない。 

THE END 


ミリ「…まるで変態ストーカーだな」 
ガラ「失礼な。見守るガラテアだと書いてあるだろう?」 
ヘレ「やーい変態!!ガラテアのへんた……げっ!?」 
ガラ「ガガガガッ」 
命掛けの追いかけっこは続く… 


20 :名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 00:10:51 ID:hDIDfmF6
ありがとう!!(;ω;) 

エロパロなのに、エロくなくてすまない… 
個人的にも鬼畜とか濃厚なのを見たいのだが…自分の力ではどうすることも出来ずorz 
そして、肉の使い方を間違ったと後で思った。 


ヘレン「姉さん、兎喰って♪はい、あーん…」 
ミリア「ん?あーん」 
ぱくっ 
ミリア「…んぐ、なかなかいけふじゃないか(もぐもぐ)」 

ヘレン「マジ?!よかった!…でもさ、あたしはもっとうまいよ? 
なんちゃって♪(ひょー!い、言っちゃったよ///)」 
ミリア「ほぅ…では頂こうか」 
ヘレン「えええっっ!?ちょっ、姉さ……っ!あっ…(イイヨイイヨー(;´Д`)ハァハァ)」 



職人さん、お願いします… 


29 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 22:56:58 ID:0MnYqARt
突然イレー姐が現れた!! 


テレサ「よぉ…久しぶりだな。つーかこんな遅くに何の用だ?眠いんだけど」 
イレ姐「…組織からの命令でな。お前を寝取りにきた」 
テレサ「ぶっ!!お前そんな事頼まれたの?wつーかできるのか?お前にw」 
イレ姐「…ふん、大口叩けるのも今のうちだ」 

イレー姐は妖気を解放し始めた! 

イレ姐「くらえ、高速剣っ!!」 

ガガガガガガ… 
イレー姐の姿が変貌してゆく! 
テレ「…何だ?妖気が一点に集中されている…!」 

テレサは身構えている! 

イレー姐は瞬間移動を唱えた! 
テレサは抵抗出来ず簡単に押し倒された! 

イレ姐「ふ…どうした?微笑のテレサともあろう者が…」 
テレ「ぐっ…」 

イレー姐は高速剣(舌)を使用した! 
無数に見える高速舌がテレサを舐め尽くす! 
テレサの顔が歪んだ! 

テレ「んっ…あっ…」 
テレサの頬が微かに赤くなる! 

びきっ 
イレ姐「…むっ…?」 
突然イレー姐に異変が起き始めた! 

イレ姐「くっ…しまった…限界点を見落としたか?せ、制御がっ…っあ…」 
テレ「…ん?」 
イレ姐「あっ…はぁっ!!」 
イレー姐は体を捩らせ始めた! 

テレ「……じーっ(え、何かわからんけど、儲け儲け♪)」 

イレ姐「んっ…あぁっ」 
テレ「…っ(えっ、なんかイレー姐エロい…)」 

テレサも興奮し始めた! 

イレ姐「あっあ…んっテ、テレサ、っあぁ!いっ!!んああぁああああっ!!!」 

テレ「……ごくっ、はぁはぁ…(…ちょ、名前呼ぶなって…)」 



30 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 22:59:16 ID:0MnYqARt


イレー姐は元の姿に戻った! 

イレ姐「…はぁっはぁっ…し、しまった!自分がうっかり…///」 
テレ「…。お前、顔に似合わずいいイキっぷりだな…見直したぞ」 
イレ姐「…そ、そうか?///」 


テレサは何もせずにイレー姐をイカせた。 

《YOU WIN!!》 

2人のレベルがあがった! 


イレー姐のうっかりが65上がった! 
イレー姐の感度が35上がった! 
イレー姐のひんぬーが1下がった! 
テレサのツッコミが28下がった! 
テレサの思わせぶりが5上がった! 
テレサの褒めるが20上がった! 
イレー姐のその気になるが12上がった! 

2人の親密度が「トゲトゲしい」から「ちょっと気が合うかも」に進化した!! 





テレ「…で、このノリでいくと当然仲間に入る、だろ?」 
イレ姐「な、何の事だ?」 

テレ「もー。つーかさっきの見てるだけってのが我慢できなくてw」 
テレサの先制攻撃! 
がばちょっ 

イレー姐は動けなくなった! 

テレ「リプレイおねw」 
イレ姐「ちょっ、まっ!!私は寝取られに来たんじゃないんだーっ!」 



《GAME OVER》 


39 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 01:53:15 ID:84YMR4Wb
鳥の囀りが聞こえる。 
心地いい風が私と少女の間を通り抜ける。 

「クレア、お腹空かないか?」 
「うん、平気」 

私の問い掛けに、クレアはにっこりと微笑みを返すのだった。 

…今まで何度も同じような道を通ってきた筈なのに、どうしてこうも心が満たされるんだろう。 
見るもの全てが新鮮にも感じられる。 

…それはクレアが、樹木の根元からひょっこり顔を出している小さな花や、餌の取り合いなんかしている動物にいちいち反応して、私に面白いね可愛いねと言ってくるからだと思う。 

それまでは対して気に止めて見る事さえなかったのに… 

クレアも今までロクに外を出た事がない分、何もかもが目新しいのかもしれない。 

「さぁ、見えてきたぞ。新しい街だ」 
「わぁ…」 

クレアは目を大きく見開いて、この壮大に広がる街の光景に目をキラキラ輝かせた。 
「暫くここでゆっくりしよう」 
「うん!」 
繋いでいた手に自然と力が入る。 


「いらっしゃい、何にするかね?」 
まずは腹ごしらえとばかりにいい匂いの漂う料理店に入った。 
お昼時を過ぎた頃、客がまばらに居る程度だった。 
「先にメニューだけもらおうか」 
「あいよ」 

「さぁ、クレア。好きなものを食え」 
「え、…いいの?テレサは?」 
「私は水でいい」 
「えっ!じゃあ私も水にする」 

「おいおい。お前は食べていいんだぞ。前にも言ったが、私は至極少食でも生活出来る体なんだ。 
そんなにいらないんだよ」 
「でも…」 
ぐぎゅるるる… 
「…あ;」 

「…ったく。じゃあ、こうしよう。 
お前が色々注文したものを少しずつ私に分けてくれ。それでいいか? 
金はいくらでもあるから、遠慮せずにたらふく食べるんだ」 

それからのクレアの行動は早かった。 
呼び止めたウエイトレスに、食べたい品をスラスラと言付ける。 
オムライスにスープにラム肉のソテー・サラダのセット。 
食後にシャーベットとケーキのご注文だ。 


40 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 01:58:29 ID:84YMR4Wb

すぐさまやってきた料理に目をやると、クレアはとても満足げな表情をしてみせた。 
良く見ると、口からヨダレが少し出ている。 

…平気と言っていたけど、よっぽどお腹が減ってたんだな。 


「はいテレサ、あーん」 
「ん?あーん…」 

真っ先にオムライスをスプーンで掬ったかと思うと、自分ではなく私の口に入れてくれた。 

「…おいしい?」 
「うん、なかなかいけるぞ」 
「!良かった^^」 
「さ、私はもういいから。クレア、食べろ」 
「うん、いただきま〜す」 


あんまりがっついて食べるもんだから、口周りをケチャップやらご飯粒だらけにしている。 
それが何だかとても面白く思えて、思わず声に出して笑った。 
すると、顔を少し赤くして照れ笑いをするクレア。 

互いに顔を見合わせ、また笑うのだった。 


楽しいご飯を済ませた後、暫く滞在するために早めに宿屋を探す。 

出た店からそう離れてない場所にあったので、 
ヘトヘトに疲れてるであろうクレアをあまり歩かせずに済んで良かった。 



41 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 02:03:31 ID:84YMR4Wb
寝室に入るなり、クレアは倒れるようにしてベッドに横になった。 
まだ小さい体で連日野宿をしていれば無理もないな。 

「ふぅ…」 
「疲れたろ、ゆっくり休め」 

「うん…。テレサ、あのね」 
「何だ?」 
「テレサも、こっち来て」 
「ん?」 

言われた通りにクレアのベッドの横に座る。 

その場で体を起こすクレア。 
…何やら俯いてもじもじしてる。 

「どうした?」 
「えっとね…。その…」 

うまく言葉が紡ぎ出せないのか、それとも言うのを躊躇っているのか。 
クレアはなかなか次を言おうとしない。 

「何なんだ?」 
「…えっと…ね。」 
下を向いたままちょっと顔を赤らめている。 
そうしてようやく言った言葉はこうだった。 



「ぎゅって…してほしいの」 

クレアは肩を竦ませ、ちらりとこちらを見た。 

「なんだ、遠慮せず言えばいいんだ。…ほら」 

様子を伺っているクレアをそっと引き寄せ、その小さな体を包み込むように抱きしめた。 

温もりが伝わってくる。 
心臓の音も、呼吸をする声も、安堵した顔も。 
…私に気を使って、甘えたいのを我慢してたのか。 

「…ん…」 
「…落ちついたか?」 
「……テレサ、あったかい…」 

「…ふふ…そうか」 

サラサラ髪の頭を撫でる。 
背中を少しさすってやる。 

心地いいのか私の胸に顔を埋めると、クレアはそのままスースーと寝息を立て始めた。 


42 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 02:06:02 ID:84YMR4Wb

「……」 
暫く私は流れるまま、この温もりに浸っていた。 


愛しい。 

…自然とそんな言葉が浮かんでくる。 

クレアと居ると、微動だにしなかった心が揺り動かされる。 

何でもないような事が、特別なもののように感じさせられる。 

遠い昔に放置し、それが何かさえ忘れてしまったもの… 
これが、幸福というやつなのかもしれない。 


クレアを横に寝かせ、私もそのまま同じベッドに横になった。 
気持ち良さそうに深い眠りにつくクレアの顔を眺める。 


「…お前に逢えてよかったよ」 

そっと頬に口付けると、そのままクレアを抱きしめ…私は目を閉じた。 


伝わってくるぬくもりに、自分も抱きしめられながら。 




終わり 

43 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 02:14:59 ID:84YMR4Wb
ギシッ… 

テレサ「一つ、気になった事があるんだが…」 
イレーネ「…、なんだ」 

テ「お前真顔でさ、『寝取りに来た』とか何か変じゃないか?……ぶっww(思い出し笑)」 

イ「な、何がおかしい…!私はただ組織の命令に従っただけだ」 
テ「ったく組織も組織だな〜、一体何考えてんだw(イレーネも従順な子だからなー) 
まぁ、よく受けたと思ってな。 
さっきのお前のうっかり自慰(笑)の時だって、最後私の名前を呼んだだろ。どーも引っ掛かる」 

イ「…!!あ、あれは…言葉のアヤだその場の流れだっ」 

テ「ふーん( ´_ゝ`)」 
イ「……む;」 


テ「…ま、いいや。」 

ギシッ… 

テ「意外にかわいいお嬢さんが来てくれたんだ…お相手しないとな」 

サラ… 
イ「…やっ、やめろ…っ」 
ちゅっ… 
イ「!ん…っ」 

ちゅ…ちゅぱっ… 
ギシ… 
イ「…ふぁ…っ…んんっ…!はぁ、はな…せっ…くっ」 
ちゅ… 
テ「…ん…、捕まったお前が悪い。逃げられただろ、その気になれば。何あっさり私に捕まってんだ」 
イ「…不意を…突かれた。気づけばお前が上に跨ってて私の両手を抑えてたんだ、…どうしようもな…って何をする!」 
テ「…。脱がしてんの」 
パチッ パチ… 
シュル… 
イ「なっ…」 
テ「ほぅ…相変わらずのひんぬーだなw」 
イ「……#」 
テ「…綺麗な躰してるな…」 
サワサワ… 
イ「!!っあ…っ…くっ」 

テ「…お耳と同じくらい、ここも尖ってるぞ…?」 
…もみもみもみ…かりっ 
イ「あっ…!!んあ…はぁ…っ!」 

テ「……イレーネ、感じやすいのか?さっきから…可愛いな」 


44 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 02:19:07 ID:84YMR4Wb
さわっ…もみもみ 
イ「…く、くそ…っ…!はぁっ」 
サワサワ… 
イ「!?あぁっ…くっ」 
テ「ん…もうこんなに濡れてる…触るぞ」 

ぴちゃ…ちゅく… 
イ「あぁあっ!やっ…やめ…あっ!!」 
テ「…脚を開けろ、もっと…。そうだ」 
ちゅくっちゅくっ… 
イ「あぁ…んああっ!」 
ちゅくっ… 

テ「そろそろいいか…」 
イ「…はぁ…はぁ…な、何だそれは…」 
テ「ん?男のモノに似せて作ってある道具wこれをつけて腰動かすと、付く奴も気持ち良くなるらしいから試しに買ったw」 
イ「どこで調達してくるんだそんなもの!!」 
テ「ま、気にすんなwイレーネは鳴いてくれたらそれでいいから…」 
イ「ちょっ、まっ…!」 
ズ… 

イ「!?ああっ!!」 
テ「…んっ…きた…もうちょっと入れる」 
ズブ… 
イ「ふあっ!!?あっあうっ…!」 

テ「う…徐々に慣らしてくから」 
ギシッ… 
ズブ…ズッ… 

イ「んあっ…はぁぁっ!ああっ…いっ…いい…っあ!!」 

テ「はぁ…はぁ…っ、ん…イレーネ…っ」 
ギシッギシッ… 
ズブズブ… 
イ「ああぁあっ!テッ、テレサぁっ…はぁっ…うあ…っ!」 
テ「んっ…!!くぁっ…い、もう、あげる」 
ギシッギシ…ギシギシッ 
イ「あっ…ああぁっ!はぁっ、」 
ギシギシッ 
ズチャッズブッ 
テ「んあっ…!これ、やっ、ば…いっ。ん…んっ!!」 
ギシギシッ 
ちゅくっ 
ズッズッズブッズブズブッ 

イ「はあぁっ!!だっ、ダメだあっああっ、テレサぁっ!!あっんあっ!んああいっ…いくっ!!ああぁあああああっっ!!!」 

…ギシ…ッ 

テ「…はぁ…はぁ」イ「…っ…はぁ…はぁ……」 


45 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 02:23:15 ID:84YMR4Wb
テ「…これで終わりだな…さてと」 
イ「…まっ、待て」 
テ「ん?」 

イ「…まだ……行かないでくれ」 
テ「何故だ?もう終わっただろ」 

イ「…テレサの側に居たいんだ、私は…」 
テ「ようやく本音が出始めたな」 
イ「…」 
テ「…」 

ぎゅ… 
イ「!!」 
テ「…大丈夫、何もしない。もう少しだけ、側に居てやるよ」 
イ「…テレサ」 



テ「イレーネ、まさか私に抱きしめらるとは思ってなかっただろ?」 
イ「…。…あぁ」 
テ「私も不思議だ。…お前にだったら何かできる」 
イ「…!」 
テ「そういや。つい最近まで抱きしめるなんて行為自体、知らなかったな。クレアのおかげだ」 
イ「…お前が拾った子供の事か」 
テ「そそwお前がくるだいぶ前に寝かしつけたんだけど、天使みたいな寝顔しててさ。 
めちゃくちゃ可愛いんだよ(*´Д`)=з」 
イ「…そう言えばそのクレアは?」 
テ「あぁ、別室だよ。流石にこんなとこお子様に見せるわけには行かないだろ」 
イ「では、私が来る事は全てお見通しだったのか…」 
テ「まぁ何となくな。イレーネだからじゃね?」 
イ「…悪戯にそういう事言うな、…」 
テ「…ん?」 
ぎゅっ… 
イ「…っ」 

テ「…。ま、なんだ。お前とは古い仲だからな。 
…そこで、一つ頼みがあるんだが」 
イ「…なんだ?」 
テ「今はもう互いに敵同士だけど、…もし私に万が一の事があったら、…クレアを頼む」 
イ「…。」 


46 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 02:26:07 ID:84YMR4Wb
テ「ふ…敵にこんな事言うのも変な話だけどなw 
でも、お前にだけは本当の手遅れになる前に言っておきたいと思ったんだ」 
イ「…。あぁ、わかった。約束しよう」 
テ「すまない、ありがとう」 

ちゅっ… 
イ「…ん…」 
テ「…これで、お別れだ。」 

イ「…!テレサ…」 
テ「元気でな…」 


ガチャ…バタン 





それから数週間後。 
私は組織の命令でノエル・ソフィア・プリシアを率いてテレサ討伐に向かう事になった。 

しかし、その戦いの中でプリシアの覚醒が勃発。 
あの微笑のテレサの最期は…信じられないほど呆気なく終わった。 
私も致命傷を受け、生と死の狭間を幾度となく渡り歩いた。 


あの惨劇から数年…。 
なんと同じクレイモアとして成長したクレアと再会。 
クレアの中には…テレサ、お前もいたな。 

テレサが私に残したあの約束を果たそうと、私はクレアに出来る限りの事を全てしたつもりだ。 
短い間だったが、クレアと共に過ごした時間はとても居心地のいいものだった。 


…あのテレサが、心を開き、そして楽しそうに語った理由が分かった気がする。 


『生きろクレア』 

お前がこうして生きている事こそが 
テレサが存在していたという 
たったひとつの証なのだから… 




終わり 

70 :名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 22:29:47 ID:mEgrmXU3
ダフとの戦闘中、圧されぎみなクレアの前に現れたのは、上位ナンバーを持つあの戦士だった 

ガラ「思った以上に軽いな、もっと飯を食え」 

ガサガサ 
クレ「何をしてるんだ?」 
ガラ「ちょっと待ってろ」 

⊃゛炊飯器 
⊃゛ちゃぶ台 
⊃゛お茶碗とお端 
⊃゛湯のみetc 

クレ「お、おいガラテア…」 

パカッ 
ガラ「よし、今日も素晴らしい炊き上がりだ」 
ペシッ(ご飯の山の形をしゃもじで整える音) 

ガラ「フフフンフーンフフフフフ−」 
ペシペシ 

クレ「…(鼻歌、音が少しずれてる)」 
ガラ「さ、こっちゃ来て座れ」 

ダフ「…おい、てめえら、おでのことわすれてねぇか?」 

ガラ「ちっ。今から大事な後輩に飯を食わせるんだ、その神聖な儀式に口を挟むとは…。 
どこまで筋肉バカなんだ、気のきかない奴だな。引っ込んでろ」 

ダフ「はい」 

クレ「ちょっ!?」 

ダフ「おでは、くいものでいろいろくろうしてるからな。 
だから、そういうことならじゃまはしねぇ。じゃあな」 
ドス、ドス、ドス… 
クレ「…そうなのか、ダフ…(というか、いいのか去っても)」 


ガラ「さてと。でかぶつも居なくなった事だし、本題に入ろうか」 

クレ「…しかしなぜ、ここで飯なんだ?」 
ガラ「いいから食え!!」 
クレ「は、はい」 

訳がわからずしぶしぶしながらも、素直に従うクレア。 
目の前に置かれた箸と、おいしそうな飯の盛られた茶碗を手にとり、口に運ぼうとしたその時だった。 

ガラ「……(ヒュアッ)」 

ポロッ 

ポロポロ… 

クレ「…?」 

ガラ「なんだ、47番。箸も満足に使えないのか?」 

クレ「そっ、そんな筈は…」 


71 :名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 22:32:41 ID:mEgrmXU3
おかしい。 
先程の戦闘のせいか? 
指に力が入らず、箸の隙間から滑り落ちる飯に苦戦していると、何やら含みのある妖気が自分を包み込むのを感じた。 

クレ「…?」 
ガラ「どれ、私が教えてやろう」 
そっ… 
ニコリと微笑みを見せると、クレアの背後に廻り、箸を持った手に重ねるようにして自分の手を添えるガラテア。 

ガラ「先ず、箸の持ち方はこうだ」 
クレ「…こ、これでいいか?」 
ガラ「違うな、もう少し長めに…。ここを持て。」 

クレ「…、ガラテア」 
ガラ「ん?どうした」 
クレ「…少し、密着しすぎじゃないか?」 
よくよく見ると、クレアの背中に覆い被さるようにしてガラテアは体を預けている。 
胸の膨らみやガラテアの体温が背中を通じて伝ってきて、クレアにしてみれば何やら照れくさい感じがした。 
少しでも後ろを振り返れば、肩のやや上辺りに、端正に整ったガラテアの顔がある。 

と、目と目が合った。 
だが、何もなかったかのようにすぐさまクレアは視線を元に戻した。 
直感的に、見てはいけないような気がしたからだ。 

ガラ「…手取り足取り熱心にご指導してやってるんだ、文句言うな」 

クレ「…そうなのか?」 
ガラ「そしてこのまま…口あけてみろ。」 
クレ「?…んぐっ!」 
添えられた手が、自分の口に飯を運んでくる… 
ガラ「どうだ、上手いだろ?」 

さっきから耳元で呟くものだから、喋る息が頬にかかって…くすぐったい。 
調子が狂う。 
クレ「ん…あ、あぁ。これはいい米を使用しているな」 
ガラ「国内産100%純新米高級ブランド『ガラテ屋美人』だ。 
私が農家の皆さんに頼み込んで厳選した米だからな、美味くないわけがない」 
クレ「そ、そうか…それは良かったな」 

ガラ「さぁ食え」 

クレ「…いや、もういい。腹は満ちたよ…」 
ガラ「…食え?」 
クレ「いや、だから遠慮す…っむぐっ!?」 


72 :名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 22:35:22 ID:mEgrmXU3
ガラ「まだ一口しか食べてないだろ?私が満足するまで食べてもらうぞ」 
クレ「な、なに?!意味がわからん!!」 

はっと我に帰り、危険を感じたクレアはすぐさまガラテアから離れようとした。 
だが、、何故か体が言う事を聞かない。 
クレ「……!!ちっ…まさか貴様…!」 
ガラ「無駄な抵抗は止めておくんだな…(ヒュアッ)」 
クレ「ガッ…?むぐっ!(口が勝手に…!)んぐっ」 

口元に運ばれた飯を己の意識とは無関係に、貪るようにして食いついてしまう… 
ガラ「ふ、いいぞ…いい食べっぷりだ。さすが組織が探し回るだけの事はあるな…」 
クレ「…っはぁ、はぁ…もう入らない…やめ…!」 

ガラ「何言ってる。まだ軽く一杯いっただけだろ」 

嫌がるクレアの髪を掴むと、ちゃぶ台に飯を撒き散らし、その中に顔ごと埋めさせ押さえ込んだ。 
ガラ「ほら…口に入れろ」 
クレ「ぶほっ!がっ…はっ…!」 
時間と共にもがき苦しむ声が大きくなる。 
顔を上げさせると、飯の熱で点々と赤く腫れ、息絶え絶えに苦しむクレアの表情が露わになった。 
ガラ「…いい…ぞ、その苦悶に歪む顔…」 

クレ「くっ…はぁ、はぁ…」 
ガラ「…ご飯粒が付いてるな…」 
ペロッ… 
ぬめりと蛇のように蠢く舌がクレアの顔を這った。 
クレ「んっ…!くっ」 

そしてそのまま地面に突っ伏させたかと思うと、クレアに跨り、着ている甲冑やら服やらを剥ぎ取っていく。 

クレ「ぐっ…な、何をする!」 


73 :名無しさん@ピンキー:2006/08/08(火) 22:37:49 ID:mEgrmXU3
目の前に露わになったクレアのその背中には、幼少時代に受けた傷跡が今も生々しく残っていた。 
ガラ「…ほぅ…お前も随分と虐げられてきたんだな…」 

ガラテアはその痕を人差し指で上からゆっくりスーッ…となぞっていく。 
クレ「!?ふあっ…!」 
ガラテアの細長い指が上下する度に、びくんっと体を逸らすクレア… 
時々グリグリと傷跡に爪を食い込ませると、苦痛とも快楽とも取れるような声が漏れる。 

クレ「ぐっ…あぁ…っ!」 
ガラ「…くく…会う前から感じていたのだが…。お前、かなりのMだな?」 




終わる 
(ち、力尽きました…エチィ続きを良かったらどなたかお願いします) 


141 :名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 19:07:02 ID:Mr64Zr2z
ミリアとユマ構想中 


142 :名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 23:05:11 ID:Mr64Zr2z
薄暗い廃墟の中に月の灯りが差し込んでいる 
かつては民家であったろうか…主をなくした古い木製のテーブルと椅子ががらんとした部屋に放置されていた 
僅かな光の中、椅子に腰をかけ虚空を見つめる半妖の戦士 
傍らの壁には紋章が施された大剣が立掛けられていた 

かつてのナンバー40ユマ 
北の戦乱を奇跡的に生き延び今はミリア達の一行と行動を共にしていた 

道中、ユマは常に迷いと葛藤の中にいた 
無理を言ってついてきたものの、自分の実力ではいずれ一行の足手まといになるのは目に見えていた 
このままひっそりと離脱すべきか否か…南進の途中立寄った廃墟の街で一人思案をしていた 

(え?ユマの濡れ場なんか興味ない?いいんだ…俺は好きだから) 


143 :名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 23:11:57 ID:Mr64Zr2z
大恩ある仲間達と行動を共にしたい…だが自分の存在がその仲間の命を危険に晒してしまうのではないか… 
堂々巡りの思索を繰り返すばかりであった 

「ここにいたのか、ユマ」 
不意に部屋の扉が開いた 


↓さあここで入ってきた仲間は誰? 



144 :名無しさん@ピンキー:2007/02/21(水) 23:56:27 ID:Mr64Zr2z
(あまり人いないみたいだからミリアで書いてしまえ) 

入ってきたのは一行を率いるリーダー、ミリア 
理知的な顔だちながら、その瞳には情の深さと芯の強さが現れていた 
「何か悩んでいるのか、ユマ」 
ユマの迷いには行動を共にしている間に気付いてはいた 
それを敢えて問い質してみたのはユマ自身にはっきり言葉にさせることで、正面から向かい合うことで迷いを振り切ることを期待したからであった 
「気付いているんだろう?私が実力不足故に迷っていることを…」 
ミリアの思惑を知ってか知らずかユマは心中のありのままを答えで返した 

(前フリが長いが許せ) 


145 :名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 00:18:13 ID:hprx3v/c
「実力不足か…」 
ゆっくりとユマの言葉を繰り返すミリア 
「つまらんことを心配するな…今の私達の置かれた状況では多少の力の優劣など意味のないことだ」 
確かにその通りであった 
戦いの中でそれぞれが驚異的な力を身につけたといえ、限られた人数で組織や深淵を相手に生き延びなければいけない今、必要なのは個々の戦力よりも適格な情勢判断や意思を一つにした戦略だった 

「それでも…力が欲しい…」 
呻くようにユマが訴えた 
深い苦悩を浮かべたユマの顔をミリアはただ黙って見つめていた 
確かに力が必要かも知れない 
戦力としてではなく、ユマ自身が迷いを断ち切る為に… 

「力が欲しいかユマ」 
しばらくの沈黙の後、ミリア何かを決意したように口を開いた 
ミリアを見つめ返すユマの目が、その問いにはっきりと肯定の答えを返していた 
「一つだけ方法がある…危険な方法だがな」 

(なんかチラシ裏だな…まあいいか) 


146 :名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 00:38:41 ID:hprx3v/c
ユマの目がすがるように強い光を帯びる 
「方法があるのか!?頼む!危険でもいい!」 
声に熱がこもる 
「足手まといになりたくない…いや、命を救ってくれた仲間の為に少しでも力になりたいんだ!頼む!!」 
思わず立ち上がってミリアに詰め寄る 
「お前の気持ちは分かった」 
「…じゃあ…」 
「ああ、服を脱ごうか」 
  ・ 
  ・ 
  ・ 
  ・ 
  ・ 
「…………はい?(*゜▽゜)」 
たっぷりの沈黙の後でようやくユマは聞き返した 
「ああ、服を脱いで裸になるんだ」 
大まじめというより相変わらず冷静な表情のまま答えるミリア 
「心配しなくていい」 
思いっっっ切り訝しげな顔になったユマだったが、ミリアの言葉は自信に満ちていた 
「……すまない…よく理解できないんだが…強くなるのに…その…今裸になるのか?」 
ミリアの真意を計りかねるユマ 
「いや、ミリアを疑っているわけではないが…」 
「心配するな」 
自信に満ちかたミリアの目にやや信頼を取り戻す 
「大丈夫だ…私も服を脱ぐ」 
「……(*゜▽゜)」 
ユマの胸は不安と疑念で満たされていった… 


147 :名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 00:44:00 ID:hprx3v/c
この後ユマを責めるミリアの予定 
今日は寝ます…zzZ 


148 :名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 10:55:34 ID:hprx3v/c
「こ…これでいいのか?」 
数刻の後、部屋の中央に一糸纏わぬ姿となったユマが直立していた 
あまり羞恥心を感じることのない組織の戦士ではあるが、ユマはどこか所在なさげな気恥かしそうな表情でミリアの顔を伺った 
戦士の中では細身のユマ 
身体はやや筋ばってはいたが訓練や実戦で引締まり美しいラインを描いている 
目の前のその裸体を値踏みするかのように、ミリアは目を凝らして上から下までつぶさに観察した 
毛穴の1つ1つまで見定めるような視線に、思わず身を硬くする 
(一体…何をするつもりなんだろう?) 
不意にひんやりした隙間風に身体を撫でられ、薄桃色の乳首が心なしか硬くなる 
「そう硬くなるな」 
舐め回すようにたっぷり時間をかけて全身を眺めたミリアが、その時ようやく口を開いた 
「な…なあ…一体今から……ひゃんっ!!」 
ユマが真意を尋ねようとした時だった 
おもむろにミリアに乳首をつままれ、およそ戦士らしくない声が部屋に響き渡った 



149 :名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 11:32:10 ID:hprx3v/c
「ひ…ミリア…ま、待ってく」 
「動くな!」 
ミリアの鋭い声が飛ぶ 
びくり、と硬直するユマ 
「お前の身体能力を確かめる…骨格、筋力、妖気…まずは全てを把握してからだ」 
(そういうわけだったのか) 
一応筋の通った説明にようやくユマの顔に安堵の色が浮かぶ 
「分かった…すまなかったミリひやんっっ!」 
疑ったことを詫びようとした途端だった 
背中に回したミリアの指先が中央の背骨の位置を、つつつ…と沿うように動いた 
「動くなよユマ…強くなりたいのならな」 
「あ…う、うん、分かった…」 
あくまで大まじめなミリアの表情と口調にユマはただ頷くしかなかった 


150 :名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 11:47:39 ID:hprx3v/c
「さて、どこから楽しむ…いや調べるかな」 
呟きながらミリアの手はユマの首筋を背中を脚を尻を胸を…全身を這い回る 
「ん…んくっ……」 
ほんの微かに触れるか触れないかの強さ…肌から直に伝わるミリアの手の感触 
間近に近付けられたミリアの顔から届く熱い吐息… 
(動くな、と言われても…なんだか…変に…) 
戦闘では味わったことのない独特の感覚に、顔は上気し少しずつ身体の芯が熱くなってくる 
息もいつの間に乱れてきたようだ 
「そろそろほぐれてきたようだな」 
ようやくミリアが手の動きを止めた 
得体の知れない感覚から解放され、ほっとするユマ 
「ではとりかかるか」 
そい言うとミリアはゆっくりと服を脱ぎ始めその白い透き通った肌を露わにしていった 


151 :名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 22:59:39 ID:hprx3v/c
「………」 
(確かに「私も服を脱ぐ」とは言っていたが…) 
怪訝な顔のユマにミリアが言う 
「視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚、…相手を知るには五感の全てを使うということだ」 
言い終わった時にはミリアの着衣は全て床の上に落とされていた 
眩しいほどの白い肌、均整の取れた見事なプロポーション 
豊かで形のよい胸は溢れんばかりの張りを保ち、下半身の茂みは金色になまめかしく輝いていた 
「今から私の全身を使ってお前を感じてみる」 
ミリアの冷静な口調は変わらない 
「繊細な作業なんでな、少々の事は耐えてもらうぞ」 
そう言うと、ユマの手を後ろで組ませ、足を肩幅より一歩分広く開かせる 
裸のまま足を大きく開いた「休め」のはしたない姿勢…強いられた無防備な姿勢がユマの羞恥心を煽る 
「何があってもその姿勢を崩さないことだ…耐えられないようなら、この先仲間を守ることも共に戦うことも叶わないと思え」 
「仲間の為」…ユマにとっては殺し文句に等しい 
ミリアの行為に何の意味があるのか判らぬまま、ただ頷くことしかできなかった 



152 :名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 23:21:06 ID:hprx3v/c
「余分な力を抜いて楽にしていればいい」 
ミリアの表情が不意に優しくなる 
戸惑うユマ 
見つめるミリアの顔は母親の様な穏やかさに満たされていた 
「!?」 
自然に顔が近付いてきたと思った時にはミリアの柔らかい唇がユマの口に押し当てられていた 
「ん…!んむ……?」 
ぬるりとした温い感触と共にミリアの舌がユマの唇を割る 
反射的に目を閉じる 
ミリアの舌はそれ自体が一つの生き物のようにユマの舌に熱い唾液を絡ませた 
不快感は感じなかった 
侵入した舌の温もりに妙な懐かさを感じ、ユマはミリアのするがままに任せていた 



153 :名無しさん@ピンキー:2007/02/22(木) 23:40:15 ID:hprx3v/c
唇を吸いながらミリアの手がユマの胸に伸びていた 
小振りな胸を包み込むように掌を当てるとゆっくりとした動きで揉みほぐしてゆく 
「ん…んんっ……」 
ミリアの指を感じながら、じんと痺れるような心地よい陶酔感が胸から全身に広がってくる 
巧みに緩急をつけながら乳房を愛撫され、いつしかユマの秘部がほのかに熱を帯びてきた 
「まだまだこれからだ」 
唇を離したミリアはユマに囁くと、そのまま耳の中に舌を這わせる 
「は…あん……」 
ぬめぬめした舌が耳の中を容赦なく滑り、ピチャピチャという音が直接耳に響く 
生温かさが頭の中に直に伝わってくるようだった 
(だ…だめだ……力が抜けて…) 
開いた足が少しずつ震えてくる 
何もつけていない下半身の奥が少しずつ湿り気を帯びていた 


154 :名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 00:00:11 ID:hprx3v/c
胸を愛撫していたミリアの手が背中に回された 
両手でユマを正面から抱えるようにするとミリアはそのままユマの体を抱き寄せた 
2人の乳房が押しつけられ、その柔らかさを訴えるように形を変える 
汗ばんだユマに密着させたままミリアは自らの胸を押しつけ8の字を描くように肌をこすり合わせた 
「は…はあ…あ…」 
互いの乳首が触れ合う度に、痺れるような刺激が脳を溶かしてゆく 
既にユマの目は焦点を失い、トロンとした表情のまま、辛うじて意識を保つのが精いっぱいの様子だった 
その時には一筋の滴がユマの太腿を伝っていた 


156 :名無しさん@ピンキー:2007/02/23(金) 09:59:27 ID:2dAqCRsT
「ふうっ…」 
いつしかミリアの息も熱くなっていた 
「あ…あふ…」 
ユマの方はといえば魂が半分抜けたような顔で辛うじて足を踏ん張っている 
「聞こえるかユマ…、決して姿勢を崩すな…「仲間を守りたければ」な」 
呪文のように耳打ちするミリアの表情に意地悪な笑みが浮かぶ 
虚ろな目でこくりとだけ頷くユマ… 
密着させた体を離す 
ミリアの肌にはユマの汗がたっぷりと張付いて月の光を反射する 
「さて、耐えられるかな」 
太腿をひと撫でしたミリアの指がユマの股間に伸びた 
「は…はっ…ひんっ!…」 
溢れた蜜を指先に纏うと茂みの奥の小突起に塗り付ける 
ヌルヌルと一定のリズムで円を描く 
何度も何度も何度も… 
「ひっ、…はああああっ…ひああんっ!…」 
半狂乱で絶叫するユマ 
膝は傍目に分かるほどガクガク震え、股間からはとめどなく蜜が溢れて太腿に幾筋ものラインを描く 
「よく耐えているな…ご褒美だ」 
突然二本の指がユマの中に挿入された 
「………!!!」 
ユマの体がびくりと硬直する 
じゅぶっ、という音と共に奥まで突き立てると、グリっと指先を曲げて…一気に引き抜いた! 
指が引き抜かれた瞬間、ガクンガクンと2度ほど大きく痙攣をして… 
シュワーッという音がしてユマの足下に黄金色の水溜まりが形成される 
十数秒後、糸の切れた人形のようにユマは自ら床に放水した体液の上に崩れ落ちた 


246 :名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 01:02:05 ID:1eLmwaae
南進を決めた一行は北の地を出てから幾つ目かの夜を迎えた 
戦士たちは山間に出来た小さな洞穴で休息をとることにし、各々の時間を過ごしていた 

少し離れたしげみに落とす影が2つ 
「待ってください…!こんなところで…」 
「誘い出したのはお前じゃないのか?タバサ」 
ミリアは戸惑うタバサの唇に自らの唇を重ねた 
「隊長……んっ」 
「そうだな。もしかしたら誰か探しに来るかも知れん。やめておくか?」 
耳元でそっと囁く 
「それは…」 
「ふっ…、可愛いやつだ」 
ほのかに頬を染め目を伏せるタバサを抱き寄せ、ミリアは地面にマントを広げた 
「よし。これで少しはマシだろう」 
2人は抱き合いその場に座り込み互いの服を脱がしていった 
「あいつらにみつかったら大騒ぎだな」 
「もっと近くに来てください…。もっと…」 
タバサはミリアの背中に手を回し、引き寄せるように肌を密着させた 
柔らかな肌から伝わる体温が交じり合い、抱き合っているだけ妙な高揚感をおぼえた 


247 :名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 01:05:24 ID:1eLmwaae
ミリアはタバサの腰に手を当てゆっくりと上体を倒した 
頬から首筋に舌を這わし、緩い手の動きで形のよい乳房を揉み解す 
「はぁ…ん。…ぅんっ」 
「タバサ」 
優しく見下ろすミリアを既にまどろんだ瞳で見返すタバサ 
引き寄せられるように唇を交わし、瞳を閉じしっかりと身体を絡ませあった 
溶け合ったままミリアは身体を回転させ、タバサを上に乗せた 
「あ…」 
タバサは慣れない体勢に思わず身を引く 
「いいんだよ。やはり地面は冷えるからな」 
「でも…」 
「襲ってくれるのか?」 
そう言い、ミリアは躊躇うタバサに少しおどけた笑顔を向けた 
「隊長…」 
そんなミリアにタバサの表情も緩む 
吸い込まれるようにミリアの豊かな胸に顔を沈めた 
乳を吸い舌で乳首を転がし存分にミリアを味わうタバサ 
責めているタバサのほうが息が上がっていた 
「はぁぁ…ミリア……」 
チュパチュパといやらしい音が、余計にタバサを興奮させた 
谷間に顔をうずめるタバサを包み込むようにミリアは脇を締め両胸の柔らかさで圧迫した 
「んんっ…」 
心地のいい感触がタバサを包む 
「いい子だ」 
ミリアはタバサの背中にそっと手を這わした 
「はぁあ…ん…っ!」 
心より敬愛するその人の手に触れられただけで涙腺が緩んだ 


248 :名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 01:07:34 ID:1eLmwaae
ミリアのしなやかな指がタバサの背中をつたい、後ろから股間の小さな突起物に触れた 
「あっ」 
タバサの身体が一瞬硬直した 
「あっ…、あ…、ああっ」 
指の腹がゆっくりと円を描く。時折浅く中を突きながらあふれる愛液をたっぷりのばしていった 
「タバサ…。口と指、どっちがいい?」 
「あ…ん、あっ…あっ」 
迫りくる快感の波に小刻みに震えるタバサの口からは快楽の溜め息だけが洩れ、ミリアの問いに言葉がでなかった 
「やれやれ」 
手を止め、しっかり蜜を絡ませた指をタバサの口にふくませた 
「どんな味がするかおしえてくれないか?」 
「はぁぁ…っ、私もミリアのを…」 
息を荒げたタバサは求めるように唇を重ねた 
「んんっ、ふぁ…っ」 
奪い合うように深く口づけを交わす2人 
「ミリア…」 
至近距離から物欲しげにぼんやりミリアを見下ろした 
「そうだな…、タバサ。向こうを向いて、足を広げて…そう、それでいい…」 
言われるがまま、タバサはむこう向きにミリアの顔にまたがった 
ミリアは既にぐっしょり濡れたタバサの秘裂に舌を這わせ、唾液を絡ませた 
「はぁあぁんっ…!あ…、あぁぁあっ!」 
生温かくざらりとした感触に、タバサは背中をのけぞらした 
「タバサ…、はやく……」 
「あっ、は…っ、……はい」 
タバサはよつんばいになり無防備に開かれたミリアの薄い茂みに顔をうずめた 


249 :名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 01:09:02 ID:1eLmwaae
与えられる快感に身を捩じらせながら、タバサはミリアの小さく膨らんだ陰核をぺろりと舐めた 
「あっ…!」 
元々感じやすいミリアは思わず声を洩らし、身体をビクつかせた 
その反応がますますタバサを高揚させた。あふれる蜜を舌で絡めとり一心不乱に吸い付いた 
「あっ…!はぁっ、んんっ!」 
股間に熱い息を感じる。喘ぎながらもミリアは舌をとがらせタバサの中を突く 
「んんっ!…ミリア…っ、…あぁあっ!」 
「タバサ…!はっ…、あ…んっ」 
名を呼び合い、与え合う快感を共有し、ただ互いを求め合う様名前を呼んだ 
「はぁ…っ、タバサ、…こっちへ…」 
絶頂を迎える直前の最も身体が敏感な頃合に、ミリアはタバサを呼び寄せ深く口付けを交わした 
「ふぁ…ぁっ、はん…っ」 
両手を絡ませ、全身性感帯の身体をピッタリすり合わせ、こすり付ける様に上下に動かす 
「あぁぁっ、…あっ、は…っ」 
「はっ…、んんっ、…あぁあっ」 
得がたい快感が2人を包み、溶かしていった 
4 
与えられる快感に身を捩じらせながら、タバサはミリアの小さく膨らんだ陰核をぺろりと舐めた 
「あっ…!」 
元々感じやすいミリアは思わず声を洩らし、身体をビクつかせた 
その反応がますますタバサを高揚させた。あふれる蜜を舌で絡めとり一心不乱に吸い付いた 
「あっ…!はぁっ、んんっ!」 
股間に熱い息を感じる。喘ぎながらもミリアは舌をとがらせタバサの中を突く 
「んんっ!…ミリア…っ、…あぁあっ!」 
「タバサ…!はっ…、あ…んっ」 
名を呼び合い、与え合う快感を共有し、ただ互いを求め合う様名前を呼んだ 
「はぁ…っ、タバサ、…こっちへ…」 
絶頂を迎える直前の最も身体が敏感な頃合に、ミリアはタバサを呼び寄せ深く口付けを交わした 
「ふぁ…ぁっ、はん…っ」 
両手を絡ませ、全身性感帯の身体をピッタリすり合わせ、こすり付ける様に上下に動かす 
「あぁぁっ、…あっ、は…っ」 
「はっ…、んんっ、…あぁあっ」 
得がたい快感が2人を包み、溶かしていった 


250 :名無しさん@ピンキー:2007/05/14(月) 01:10:09 ID:1eLmwaae
「う…ん」 
気が付くと服を着たミリアが背を向け座っていた。タバサの身体には脱ぎ捨てられた自分のマントがかけられていた 
「起きたか?」 
「私…、いつの間に…」 
「もう少し休んでいていいぞ。夜も深いし誰も来ないだろう」 
月明かりに照らされ、どこか寂しげなミリアの後姿にタバサは声を詰まらせた 
「タバサ?」「…いえ、隊長…髪が」 
そう言い、タバサはほつれたミリアの髪を結いなおした 
「あぁ、すまない」 

1度も振り返らない背中――― 
切なさがこみ上げ、タバサはたまらず後ろから抱きしめた 
「おい?どうした?」 
キョトン顔で振り返るミリア 
「…泣いて…いるのかと思って…」 
「!」 

背中に感じる温もりが優しかった――― 
「私なら大丈夫だ。…ありがとう」 
背後から伸びたタバサの手にそっと手をかけ、ミリアは諭すように笑顔をみせた 
「そろそろ戻るか?」 
「いえ、ミリア…。もう少しこのままで…」 
「…そうだな…もう少しだけ…」 

この先を暗示するかのような深い夜の闇の中、月明かりだけが優しく降り注いでいた――― 



260 :名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 21:38:48 ID:cLt75jz3
「あっ!…はあ、ああっ!」 
クレアは何もする事が出来なかった。 
大の字になり、ガラテアの攻撃に酔い浸るのみだ。 
「どうした、47番。あまりの気持ち良さに反撃する事も忘れたか?」 
「くっ!クソッ!」 
妖気を操り、相手の性感を極限まで高め、快楽地獄へと導く。 
肉体、技術、経験。全てに劣るクレアに勝ち目は無い。 
「既にナンバー4から46まで葬った。誤算だったのはアリシアとベスだ。あいつらときたら、不感症のうえに二人がかりで私を責めおって…本当に死ぬかと思ったよ。だが、お前ごとき取るに足らん。大人しく昇天しろ」 
(だめだ、どうする事も出来ない。これがナンバー3の実力。強い、強すぎる) 


261 :名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 21:40:48 ID:cLt75jz3
「小さな胸だな。私の様になりたければ、もっと牛乳を飲め」 
クレアの胸を、ふたまわりは大きな乳房が押しつぶす。 
「そ、そんなものは戦闘に邪魔なだけだ!」 
「戦士の前に我々は女だ。女は美しく魅力的でなければならない。それを否定すれば、唯の妖魔だ。そうだろ?」 
頬を優しく両手で包み込まれ、妖しい魔力を潜めた銀眼に見つめられる。 
「う、ううっ」 
静かに迫る唇に抵抗は出来ない。 
唇を合わせると同時に、甘い唾液を纏ったなめらかな舌が口内に侵入する。 
「んっ!んんんーーーっ!!」 
華麗な舌技に全身がとろけてゆく。 
「ぱあっ!はあ!はあっ!はあっ!」 


262 :名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 21:41:35 ID:cLt75jz3
「さて、そろそろ終わりにさせてもらうよ」 
ガラテアは、クレアの片脚を持ち上げ、そこに自分をあてがった。 
「うわあああーーっ!!」 
全身が痺れるような快楽に絶叫する。 
ガレテアは容赦なく腰を躍らせた。 
「ぐああああーっ!がああああーっ!」 
「まったく…もう少し色気のある喘ぎ声を出せんのか?」 
クチャッ、クチャッ、クチャッ。 
擦れ合う二つの果肉が淫猥なメロディーを奏でる。 
「んっ!んっ!んんんんーーーっ!!」 
クレアの身体がビクビクと痙攣し、硬直し、一気に脱力した。 


263 :名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 21:42:19 ID:cLt75jz3
「堕ちたか。この勝負、私の勝ちだな。精も根も尽き果てて動けない筈だ。明日までしっかり休め」 
(くやしい。何も出来なかった。こんな事では…テレサに…笑われる) 
クレアは最後の力を振り絞り、震える指をガラテアの股ぐらに差し伸べた。 
「まだ動けるのか?ふふふっ、こそばゆい。そんな指使いで私はおとせんぞ」 
ビクン!! 
「な、なんだ、この衝撃は!?そうか、指先だけ完全妖力開放したのかっ!!」 
暴れまわる指先を、残りの身体で必死に押さえつける。 
かつてのナンバー2、イレーネから伝授された技だ。 
「くううっ!フローネの居合い抜き、ジーンの回転突き、オフィーネの蛇姦にさえ屈しなかった私が…感じる、感じるぞ!…うっ!!…ぃ…ぃ…ぃ…イクゥッ!!!」 
ガラテアは、クレアの上に崩れ落ちた。 


264 :名無しさん@ピンキー:2007/05/17(木) 21:42:59 ID:cLt75jz3
窓から差し込む朝日でクレアは目を覚ました。 
ガラテアの姿は無かった。 
テーブルには朝食が用意されていた。 
「こんなに…食べきれない」 
ひと口食べると、何故か涙が溢れてきた。 
クレアは、泣きながら無我夢中でそれを頬張った。 
半人半妖になって、初めて生きている事を実感した朝だった。 


272 :ピエタ戦前夜・ジーン×クレア1:2007/05/21(月) 00:01:49 ID:YcpxUIQ/
「半覚醒を経験した者は私だけかと思っていたが…。クレアを始め、案外居るものだな」 
「驚いたか?」 
「いや、寧ろ嬉しいよ。それだけ皆人の心が強いという事だろう?」 
「…そうだな」 
ピエタの町へ無事に着いたクレアとジーン。 
二人はミリアたちと洞窟で無事再会を果たし、明日に備えて各々の宿場に戻る途中だった。 

「ジーン、これからの事だが…宿は取ったのか?」 
「…いや、すっかり忘れていた」 
「本当か。なら私がお前の分も手配しておいた。こっちだ」 

クレアは足早に寝静まった街中を進んで行く。 
その後をジーンも続いた。 

ピエタの夜は吹雪いていた。暫く進んで行くと、街外れにあたる場所にこじんまりとした一軒の宿屋が見えてきた。 
「いらっしゃい。しかしお客さん、もう空きは…」 
と途中まで言いかけた台詞を止め、宿屋の主人は目を細めてシゲシゲとクレアを見た。 
「おや、あんたは…」 
「遅れてすまない、昼間に予約をしたクレアだ。連れも居る」 
「おぉ、来なすったか。ちゃんとご用意出来てますよ。どうぞ此方へ…」 

主人が灯したランプを頼りに、薄暗い廊下を歩いていく。 

「ここです…」 
案内された部屋のドアを開け照明ランプを付けると、質素でこじんまりとした造りの部屋が現れ、そこにはシングルベッドと小さな机が一つあるだけだった。 



273 :2:2007/05/21(月) 00:08:04 ID:r7EbQBhm
「ジーン、すまない。実はピエタへ来るのが遅かったようで…どの宿も満室だったんだ。 
唯一ここが空いていた。恐らく、お前が探しても取れなかった筈だ」 
「お連れさんの布団一式ご用意させて頂きますので、すみませんが…今日はご辛抱願いますかな…」 
二人して申し訳なさそうな顔をしているので、ジーンは気の毒だと思い二人に大丈夫だといった顔をして見せた。 
「布団で眠れるだけ有り難い。気にしないでくれ」 
「おぉ、有難う御座います。では…ごゆっくり」 
バタン 


シンと静まり返ったこの部屋の窓を、轟々と吹き付ける風が音を鳴らした。 
取りあえず二人は荷物を置き、甲冑と剣を外す。 
「然し、いつの間に宿を…。お陰でこの吹雪の中、野ざらしにならずに済んだ。礼を言う」 
「礼には及ばない。ジーンは隊長だ、皆をまとめるので手一杯だろう? 
私は各班に別れた時に抜けて手配する余裕があった。それだけの事だ」 
「そのお陰で助かったが…余り勝手な行動はしない方がいい。 
特にお前の隊長であるフローラは、ああ見えて結構手厳しいからな」 
「…分かった、次からは気をつけるよ」 
二人に笑顔が見え始める。 
ようやく一息つける時間ができ、肩の力が抜けたのだろう。 
穏やかな時が過ぎていった。 


274 :3:2007/05/21(月) 00:13:08 ID:r7EbQBhm
クレアはベッドに横になり、その後ろでジーンは支給された布団を敷き、髪を解いていた。 

「ジーン…」 
「どうした?」 

「そこだと寒いだろう?…こっち…来ないか」 

クレアの突然の投げかけに、ピクリとジーンの手が止まる。 
「何もわざわざ…クレアが狭くなるだろう?気にするな」 

「…嫌か?」 

「そういう訳では…ないが」 
そう言うと、少し咳払いをする。 
ほんの少しだけ、慌てているように見えなくもなかった。 
クレアはクス…と笑うと起き上がり、背を向けたままのジーンを両手でぎゅっと抱き締める。 
「!!」 
「…ジーン…、…頼む…」 

クレアに耳元でそう呟かれると、ジーンは為すがままになる。 
「…其処まで言うのなら仕方無い」 
そのままベッドの上に2人で座り、向かい合わせになった。 
そして互いに手を伸ばし、スルスルと服を脱がしていく。 
豊かな胸と白く滑らかな肌が露わになり、そのまま2人は体を重ね合った。 

「…温かいな」 
「…ああ。安心する…」 
まだ訓練生の頃の話だ。 
妖魔の血肉を埋め込み半人半妖となった体は毎夜激痛に苛まれ、眠れない日が続く。 
戦士達はその痛みを少しでも和らげようと、近しい者同士体を寄せ合って眠りについていた。 
幼くして親や兄弟を亡くした者ばかりだったため、その時間が唯一の心休まる時でもあった。 



275 :4:2007/05/21(月) 00:20:08 ID:r7EbQBhm
あの頃…そして人間であった時に感じた温もりは、一人前となった今でも忘れる事は出来ない。 

2人は暫く抱き合ったまま、互いの温度を感じていた。 

「…もう、駄目だ…」 
「…?クレ…ア」 
クレアはそのままゆっくりとジーンをベッドに押し倒した。 
その細い指先で色素の抜けた髪に触れ、鼻先をくっつけ、瞳の奥まで見つめる。 

「…」 

何か言おうとするが言葉なんて出てこない。 
トクン…と心臓の鼓動が大きく脈打ち、力が抜けてくる。 

気付いた時には唇を重ねていた。 
最初は啄むように…次第に舌を絡め唇をなぞったり咥内を刺激し合う。 
「ん…」 
「…ふ…ぁ」 
段々と互いの口から声が漏れ始める。 
普段は決して見せる事のない表情や声…それらを聞きながら幸福感を味わっていた。 

「!っ…う」 
暫く堪能した後ジーンの首元に顔を埋めたクレアは、今度は首筋を下から上へスーッと舐める。 
「っ!ク、クレア…」 
「…感じやすいのか?」 
少し俯き気味にして顔を赤くするジーン。 

「やれやれ…野宿した時の方が積極的だったじゃないか」 
「あれはクレアの事が心配で、つい……んっ!」 
途中で言葉を遮り、頬に両手を添えてキスを再開する。 
そこから徐々に片手を喉元、鎖骨、そして形の整った胸へと撫で下ろしていった。 



276 :5:2007/05/21(月) 00:27:23 ID:r7EbQBhm
「!!っあ…ぁ」 
部屋に灯る薄暗いランプが、色白の胸を更に艶めかしく映し出していた。 
胸周りを一撫でし、その先まで到達すると 
人差し指と親指にキュッと力を入れて摘み出す。 
かと思えば優しく撫でるようにして触れ、刺激を与え続ける。 

「うっ……っ!…ふ…あっ」 
その間にクレアは自分の顔を空いているもう片方の胸へと持っていき、 
まるでミルクを飲む子猫のようにチロチロ…と舐め始めた。 
「ぅあっ!!はぁっ…っん」 

舌先を巧みに動かされ押し寄せてくる快感に顔を歪ませるジーン。 
そのまま口に含ませ甘噛みすると、ビクッと身体を震わせた。 
次第に息も荒くなる。 
「はぁっ、あぁ…っ…!」 
「っ…ジーン…」 
過敏に反応するその姿を見ると、クレア自身の身体もじわじわと熱を帯びてきた。 

クレアは徐々に手をジーンの下腹部へ滑らし、 
割れ目のある茂みにそっと指先を潜り込ませる。 
「ああっ!!そ、そこは…っ」 
するとピチャ…と音がなり、熱くイヤらしい液がまとわりついた。 
「…もうこんなに濡れてるぞ」 
そう言うとジーンの目の前で自分の指についた液を舐めとって見せた。 
「あ…」 
まるで子犬のように鼻を鳴らし、目を潤ませ物欲しそうにクレアの指を見る。 
「まだ駄目だ。私も…気持ち良くなりたい…」 
求めるクレアの視線に、ジーンは無言で抱き寄せた。 



277 :6:2007/05/21(月) 00:32:47 ID:r7EbQBhm

「う…んっ…!」 

頬、首、耳、鎖骨…上から徐々に顔を滑らせ、胸や腹、尻、太もも、 
…ジーンはクレアの全身にキスを散らした。 
それは決して強引なものではなく、優しく愛情に満ちたものだった。 
一心な愛撫を感じ、次第に頬を赤らめ肩で息をする、力ないクレア。 
そのクレアの手を取り、そのままクレア自身の茂みに滑らせる。 
「ふあっ!!あっ…!」 
「ほら…クレアも濡れてる」 
そう言うとジーンはそのクレアの指を目の前まで運び、ゆっくりと舐めて見せた。 
丁寧に舐め取りしゃぶるジーンの舌使いに、 
クレアは恍惚感を感じずには居られなかった。 
「あっ…う」 
「うつ伏せになって…」 
ジーンはそう指示すると、次は腰だけを抱え上げる。 
そして蜜まみれのそこに顔を埋め、ペロ…と一舐めした。 
「ぁあぁっ!!」 
シーツをギュッと掴み、ビクンと身体を仰け反らせるクレア。 
ジーンはそのまま舐め続け、時々吸い付いたりもした。 

「んう…、んっジーン…!もう…っああ!…」 

どうやら限界が近くなってきたであろうクレアを見て、ジーンも気持ちが高ぶる。 



278 :ラスト:2007/05/21(月) 00:38:49 ID:r7EbQBhm
ゆっくりと仰向けにすると脚を開かせ、じっとり濡れた自身のと重ね合わせる。 
そして腰を使ってゆっくりと擦り合わせた。 
「はぁあっ…んっ…!!」 
「!!ぁあっああっ、いっ…!」 
ピチャ、ピチャ… 
部屋中に妖しい音が響く。 
身体をピタリとくっつけ、断然激しく乱れる二人。 
その度にベッドがギシギシと音を鳴らす。 

途端に全身を走り抜けるような快感に見まわれ、 
身体中がビクビクと反応した。 
「!!!んあっ、も、もう…あああっジー…っ!!!」 
「んっ…ふあっ、、クレ、アぁ、ぁあああああっ!!!」 



「…」 
ジーンはベッドに仰向けのまま、ぼやけて映る天井を見ていた。 

あれからどれ位の時間が経っただろうか。 
まだ身体に残る甘い余韻に浸りながら、 
隣でスヤスヤと子供のように眠るクレアの髪を静かに撫でた。 

「…クレア」 
反応はないと分かっていても、名前を呼び…思わず抱き寄せる。 

洞窟で話し合った、あの話を思い出したからだ。 

『この戦い、生存確率はゼロだ』 

戦場に戻ったら、生きて帰れる保証はどこにもない。 
覚悟は当の昔に出来ている。 

然し、クレアには生きて欲しい…そう強く願ってやまなかった。 


336 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 21:26:36 ID:CbVuunvw
「ひひひはははははは〜!」 


(なんという奇声……間違いなく主はヘレン…) 

南下に連れ景色も良くなり、暖かくなってきた。 
暖かいと馬鹿が沸く、なんていつか母が言っていたのを思い出した。 

いや決してヘレン一人を馬鹿と言っている訳では無い。いい意味でバカ。 
つまり喜んでいるのはヘレンだけでは無い。 
クレアですら昨晩、自分の肩に飛び乗った虫を手にとり目を細めていた 
(まぁ暗くてよく解らなかったから多分) 
それぞれ思うことはあるが、今はただ嬉しいだけだ。 
そういう意味でバカ。 

立ち上がり声のする方へ。 


「ヘレン、もう起きて…」 
「ああっ!姉さん!おあよおございます!」 
「…おはよう」 


337 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 21:28:13 ID:CbVuunvw
まだ日も昇ってない内から水浴びか。 
……解らなくもないが、元気だな。 
私は目を擦りつつ、川辺りに座る。 
ヘレン。脱いだ物はきちんと片せ。 



「昨日は気付かなかったけどよ、ここに魚……!」 
………何だこれは、すごく眠い。 
「デネ…食………姉」 

駄目だもう一度寝よう。昨晩もタバサに付き合ってあまり寝ていない。 


今だってまだ星が光って、早朝より深夜に近い。 
夜なのにいい具合にひんやりしている。 

そうだ、ここは北の大地ではない。 

ここで寝てしまおう。 

はしゃぐヘレンが可愛い。 
何故か安心する。 



「……タ…サ……」 



私はゆっくり崩れる様にして木にもたれた。 


338 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 21:29:20 ID:CbVuunvw

ぎょっとして目が覚めた。 
う、やはり…何故!?一体どうした? 

「ヘレン…?」 
「……っ……く、う……ズッ」 
私の隣には泣きながら魚を(生で!)食べるヘレンが。 
「………」 


すぐ隣に寄り添う。 
どかん、とヘレンが抱き着いてきた。 

「なっ、なっ」 
まぁ、裸の子に抱き着かれるのは好きだ。 
しかし、泣いているヘレンにそういう気持ちを……私は変態か。 
違うヘレンが裸なのが悪い。 

「姉さん、うっく、う…」 
「どうした、言ってみろ」 
胸の中で泣くヘレンをそっと抱きしめる。 
あくまで隊長、そう私は隊長。 
ひんやりした肩に手を当てる。 

う、柔らかい……。 
口内で唾液が溜まっていく。 
顔に出すな、深呼吸… 

「……ふぅ」 
…駄目だ顔が赤い気がする 

? 

ヘレンが私から離れた。 


339 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 21:32:05 ID:CbVuunvw
泣きながら困った顔をして私を見ている。 

「わ悪かった……でも、スッ、姉さん、ため息っ、あからさまにつくなよ」 
「!違うヘレン」 

「何でタバサばっかり…姉さんいつも一人占めして」 
「いや、主に南下の…」 

「あ、あたしだって姉さんの事………あーもう!」 
「ん、」 

もう一度抱き着いてきた。キス付きで。 
「む、…ん」 
ガッチリ固定されて息継ぎも出来ない。 


…少し苦しいが嫌じゃ無い。 


ヘレンらしくていい。 

ちょっと、こいつとこういう事をしてみたかった。 

私はヘレンの背中に腕を回した。 
ヘレンよりも強く力を込めて。 

「えっあれっ、ミリア?」 

「ヘレン、こっちへおいで」 


何で驚く。仕掛けたのはそっちだ。 
もう一度強く抱きしめる。ヘレンの肩に顎を乗せてお互いの耳をぴったりくっつける。 

…誰も起きてないよな?(前スレの)クレアの時みたく覗かれてないよな? 

辺りをいそいそ見渡す。 
七年も妖気を……ん? 

ヘレンが私の耳を舐めながら服をぐいぐい引っ張る。 

どうして欲しいのかはいくらなんでも解る。 

  嫌じゃ無い。 


340 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:01:20 ID:CbVuunvw
私は自分の腰に巻いてある物を外そうとしたが、ヘレンに制される。 

「姉さん、あたしにさせて…」 
「…あぁ」 

耳を噛んだり舌を入れたりしながら、一枚一枚丁寧に脱がしてくる。 

「ヘレン、私とタバサは」 
「嘘だ、あいつの姉さんを見る目が尋常じゃない」 
「タバサには」 
「あいつとこういう事……ふ」 

ちゅ、とついばむように軽いキスをして黙らせる。 


「あるぞ、…二度」 
「……」 

泣くならきくな… 


341 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:03:16 ID:CbVuunvw


脱いだ物を枕にし、仰向けの私に跨がる。 
ヘレンは鎖骨のあたりにしつこく痕を付けている。 

マーキングのつもりだろうか? 
ヘレンの体が熱い。 
その熱が愛撫を通して私に伝わる。 


「姉さん」 
深いキス。ヘレンから注がれるものを音を立てて飲む。 

足の間が熱い。早く脱がして欲しい。 

受けたまま上半身を起こす。 
ヘレンの深いところがちらちら見える。 
腿にはヘレンのそれが伝っている。 


片手で自らの服を外し、片手でヘレンの深いところを撫でる。 

手前へ、奥へと交互に指先をやる。 

「は、はぁ、は……あん」 
離れた口が淋しくて、ヘレンの唇を舐める。 
「ん、む」 
「どうした?脱がしてくれるんだろう」 

複雑ではない私の腰のそれは、もうヘレンが手をやるだけで払える。 


342 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:23:50 ID:CbVuunvw
目の前の物を口に含んだ。 
固くなったそれに歯を当てた。 
ちゅうちゅう音を立ててヘレンを貪る。 


「姉さん可愛い、子供みたいだ…」 
「そうか」 
笑った。 

へらへら私を馴れ馴れしく姉さんと呼んでおきながら、影で嫉妬か。 
「こっちの方がミリアらしくていいよ」 
纏めていた髪を解かれる。 

…子供はヘレンだ。 



やっとヘレンが腰の物を掃う。 
ご褒美に足の間の、固くなったそれを摘む。 

「――あ!、あぁ、ん」 
少し下品かも知れないが。 
ここさえ摘めば相手を空きなようにできる、便利な場所だ。 
「染みが残るだろう、どうしてもっと早く手をやらなかった」 

くいくいと軽く手前へ引っ張る。 

「姉さ、ごめんなさ、ん、ひ」 

腰を突き出すように動くヘレン。 
すごく綺麗だ。 

もっと深いところが見える。 


343 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 22:44:54 ID:CbVuunvw
私の視線に気がついて、ヘレンは慌ててキスしてきた。 

ひどい扱いをしたそれから指を離す。 
ヘレンはがくがくと腰を震わせ、少し位置を下げた。可愛い。 

「は…、……タバサには」 

「ん?」 

「どんな、風に」 

「そうだな、…こう、とか」 

手探りで先程のそれを指先に当てる。 
ゆっくり、上下に撫で上げてやる。 

「あ、あ、あ、あ………」 

「こうすると気が触れたみたいに高い声で鳴くな、タバサは」 

足腰に力が入らないヘレンをゆっくり抱き寄せる。 
安心したようにまた泣き始めるヘレン。 

「やッ、あ、姉、ぁ、」 

「可愛い…、ヘレン。好きだ。もっと声を出せ。私の名前を呼べ。私の事を好きと言え」 

「あ、リア、ミリ、ア、あ、ぁ…、」 


345 :名無しさん@ピンキー:2007/06/10(日) 23:16:31 ID:CbVuunvw


強く回されていた腕の力が緩んでいく。 
震えが収まるまで数十秒、丸まっていた体が少しずつ元に戻る。 



「姉さん」 
「何だ?」 
ぱっと手を払われる。 
「あいつの話なんか………」 
聞いておいて何だ。何なんだ。何で泣くヘレン。 

「ヘレン、もっとこっちへおいで」 
すんすん泣きながら従うヘレン。…可愛い! 
物凄い力で抱きしめる。驚いているようだ。 
私を抱くヘレンの腕にも力がはいる。 
もう日が昇る。 

「ヘレン」 
「は、はいっ」 
優しく髪を撫でると、ヘレンは胸に顔を埋めてきた。 
「今日のように求めてくれるなら、私はいつでも応えるつもりだ」 
「……そうだよな、一人だけって訳にはいかないよな」 
悲しいが、言わんとしている事を解ってくれたようだ。 
「すまない」 
「リーダーだもんな」 
ヘレンの深呼吸の音。 
「解った、ならあたしも」 
「ん」 
「ちょっとタバサ襲ってくる」 
「!?(…何故!?)いや、止めないが、無理強いはするなよ」 
「わかってる。ありがとう姉さん」 
最後にもう一度キスをして、ローブを身に纏いヘレンはタバサの元へ。 

その後ろ姿を見ながら、川の水で身を清める。 



「たまにはこういう事も必要だよな………そこの二人?」 
「いや私は本当に偶然…;」 
「何してるタバサの所急ぐぞ」 


354 :ヘレン×ミリア1:2007/06/12(火) 19:13:01 ID:cTRED/Vq
街外れの空き家で宿をとることにした北の残党組一行は久々に私的な空間を持つこと 
ができた 
一行を取り仕切るリーダーのミリアは客間と思わしき部屋で眠りについた 
そこに怪しい人影が… 
「にししっ」 
…ヘレンである 

「ベッドで寝ればいいのに…」 
ベッドの傍らで腰を下ろし寝ているミリアをみて呟く 
「姉〜さん♪」 
鼻先、頬をツンツン突っつく 
「んん…っ」 
首を振りもぞもぞと身をすぼめるミリアにいたずらな笑みがでる 
「ん〜んっ」 
上体を崩し、ヘレンの膝に倒れこむミリア。膝枕した格好でヘレンはミリアの額をな 
でた 
「もう。困った姉さんだなぁ」 
そういうヘレンはぜんぜん困った顔はしていない 




355 :ヘレン×ミリア2:2007/06/12(火) 19:15:47 ID:cTRED/Vq
「姉さん、起きて。起きてよ」 
「うぅ…ん」 
「ねぇ、いいことしてあげるからさぁ」 
ヘレンはミリアの太腿に手をのばし下着をずらした 
「むぅ…ぅ」 
脚をもぞもぞさせるだけで目を覚まさないミリア 
「これでも起きないの?ちょっと心配だなぁ」流石のヘレンも苦笑い 
するりと手を伸ばし、茂みの奥を軽く突いた 
「ぅわっ…!」 
身体をびくりとさせようやく目を覚ましたミリア 
「ヘ…ヘレンか?何のつもりだ?」 
「それ、人の膝の上でいうセリフか?何度も起こしたぜ?」 
「いったい何の用があって…」 
「あたし?ミリア姉さんを襲いにきてあげました♪」 
そう言うと、半分寝ぼけたミリアを力任せにベッドの上に押し倒した 
「ヘレン!」 



356 :ヘレン×ミリア3:2007/06/12(火) 19:24:12 ID:cTRED/Vq
ヘレンはミリアの股間に顔を埋めぴちゃぴちゃと舐め始めた 
「はぁぁっ…、んっ!ヘレンっ!」 
完全に起きていないミリアの身体に強烈な刺激が走る 
「姉さん。今日は街でいいものみつけたんだ」 
「え?」 
ふいに顔を上げるヘレンに拍子抜けするミリア 
「何だよ?その顔は。もっとして欲しかったの?」 
「何を…っ!?」 
「(可愛いなぁ)もっといいことしてあげるよ。みて」 
マントをとり、パンツ1枚になったヘレン。よくみると股間に男のそれを象ったもの 
がそそり立っていた 
「おい…ヘレン…」 
狼狽するミリアにいたずらな笑みを浮かべ迫るヘレン 
「やさしく犯してあげるよ」 
「いや、しかし…!」 
「もう、ダメな姉さんだなぁ。服も自分で脱げないの?」 
聞く耳持たずヘレンはマイペースにスルスル服を脱がしていった 
「大した抵抗もしないで本当は欲しいんだろ?」 
「そんな…!」 
有無を言わさず唇で塞ぐ 
「ん…んんっ」 



357 :ヘレン×ミリア4:2007/06/12(火) 19:27:29 ID:cTRED/Vq
「そうだなぁ?とりあいず舐めてよ、姉さん」 
「はぁ!?何を言ってるんだ?お前は」 
「そんな口利いちゃっていいの?」 
ミリアの乳房を鷲掴む 
「あぁっ!!」 
「姉さんって男を知らなかったりするの?いいからやって見せて」 
しぶしぶヘレンのみつけてきた玩具を口に含むミリア。主導権が完全にヘレンにくだった瞬間だった 
「男に奉仕するようにやるんだ。さぁ」 
頭を上下させ唾液をたっぷり絡ませ、おいしそうにむさぼるミリアの姿に興奮が抑え 
られないヘレン 
「へぇ…慣れてるじゃん。誰に教わったの?」 
押し倒し首筋に舌を這わせる 
「あぁぁぁぁあん!や…んっ!」 
「誰にこんなエッチな身体にされたんだか」 



358 :ヘレン×ミリア5:2007/06/12(火) 19:35:40 ID:cTRED/Vq
「じゃあ入れるよ?」 
既に濡れた入り口にあてがうが、ぬるりと滑りうまくいかない 
「だめだよ?姉さん。力を抜いて」 
ぐっと股を割り、ズブリと鈍い音と共に飲み込まれていった 
「あっ!」 
「入ったね。いくよ?」 
「ヘレン」 
求めるように手を差し伸べるミリア。強く抱き合い、ヘレンは腰を激しく振った 
「はぁあっ!ああぁんっ!はぁ…っ、あっ!」 
「気持ちいい?ねぇ?どんな感じ?」 
「あぁっ!ヘレンっ!ぃゃん…はん…っ」 
背中にまわった手が震えながら爪をたてる 
「ゃはぁ…っ、んっ!」 
「やだ、姉さん。男の前じゃこんなに乱れるの?なんだかジェラシー」 
ヘレンは上体を起こし、ゆっくりと腰を動かしながら両手で優しく乳房を揉み解した 

「はぁん…あ…んっ」 
緩やかな快感がミリアを包む 




359 :ヘレン×ミリア6:2007/06/12(火) 19:37:46 ID:cTRED/Vq
「姉さん、シーツがびっしょりだ。みてよ、すごくヒクヒクしてる」 
結合部を見るよう促されるが、ミリアは恥ずかしげにプイと顔を背ける 
「可愛いよ。めちゃくちゃにしてやりたい」 
「いや、ヘレン!待て…っ!」 
ミリアの身体を反転させ後ろから何度も突きたてた 
「あぁぁっ!やっ、ああぁああっ!」 
「そんな大きな声出すとみんな来ちゃうぜ?」 
「うっ…くぅ…」 
シーツに顔を埋め、声を殺しつつよがるミリアの姿にヘレン自身もどんどん高揚して 
いった 



360 :ヘレン×ミリアラスト:2007/06/12(火) 19:39:25 ID:cTRED/Vq
「はぁ〜っ、疲れた〜」 
ヘレンに背を向け丸くなるミリアに、なおも続けた 
「なんだよ?怒ってんのか?」 
「……恥ずかしい…。あんな姿、お前に…」 
「気にすんなよ。可愛かったぜ?」 
「くっ…」 
「姉さん、こっち向けよ」 
仕方なくミリアはゆっくりと身体を返した 
「うひょ〜」 
嬉々とした表情でミリアの胸に飛び込むヘレン 
「おい、お前…」 
「う〜ん、気持ちいいっ!姉さん、ギュッとしてくれよ」 
さっきまでの小悪魔的な表情から一転して無邪気に笑うヘレン 
「しょうがない奴だなぁ」 

ミリアの腕の中で征服感に浸りながら満足気に眠るヘレンであった 

「この借りは高くつくぞ?」 

395 :名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 07:52:39 ID:LSUO3FDE
何その神設定 


俺は希少なクレアとミリア大好き 
六巻のやり取りなんかもう…… 


396 :名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 09:21:49 ID:wyUwgvgu
「あっ…やめろ!オフィーリアぁ!」 
「何よぉ。感じてるじゃない」 
「んっ…」 
「あなた、覚醒者みたいな匂いがするわね…この匂い好きよ」 
「やめっ…やぁん…」 
「やめないわよ…?いいじゃない、ちょっと触るくらい」 
「あ…何する…」 
「ふふふ…こんなに抵抗して、どんなに乱れるか是非とも見てみたぁい」 



みたいな感じ? 
上手く書ければいいけど断片的にしか書けないorz 


404 :名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 20:41:50 ID:nLbhPQzy
初投下。カプはミアータ×クラリス(実質クラリス独白) 

 草木も眠る丑三つ時とはよく言ったものだ。 
静かなある森の中。今は時間帯のせいもあってか元から物音の少ないこの場所はさらに静かである。 
クラリスは自分の隣で小さく寝息を立てる少女を見やり、小さく溜息をついた。 

 昼の間とはまるで別人だなあ。 


 少女とこうして行動するようになってもう何日になるだろうか。その間毎日と言ってもいいほど 
クラリスは生命の危機に立たされ、それを全て隣で眠る少女、ミアータに救われてきた。 
通常4〜5人のチームを組んで戦うはずの覚醒者を1人で難なく倒し、妖魔ならば 
剣を使わずとも素手で倒してしまう。まだ10にもならない年の少女の戦闘能力としてミアータのそれは異常のレベルに達していた。 
だが、同時にミアータがクラリスにほぼ依存に近い感情を抱いているのも事実だった。 
1日数回、彼女はクラリスの母乳を欲しがった。ほとんど片言でしかない言葉でそれを求め、 
ちゅうちゅうとまるで赤子のように吸う姿はとても覚醒者を単独で倒せる実力を持った少女のものとは思えない。 
最初はそのギャップにただただ呆然とするばかりだったが、もう何度もミアータに母乳を与えるうちに、 
一種の慣れのようなものが生じていた。 
 「ふう…」 
 クラリスは再度溜息をつくとごろりと姿勢を変え、ミアータの姿が目に入るような角度に顔を向けた。 
本当に、昼間とは別人だ。幼女と言って差し支えのない体格に赤子のような寝姿。 
この少女が覚醒者を1人で倒すというのだから本当に人は見かけによらない。正直、恐怖すら覚えていた。 
 それでも、何日も彼女と行動をする事によって、母性に近い感情が湧いて来たのも事実だった。 
自分にもし子供がいたらきっとこんな子なのだろう。そんな事を想像する事もあった。 
苦痛だった乳をやる行為にだんだん抵抗がなくなってきたのもその頃だった。 


405 :名無しさん@ピンキー:2007/06/20(水) 20:43:27 ID:nLbhPQzy
 子を産んだことなどもちろんない自分から母乳が出ることに最初は驚きを通り越し感動すら覚えた。 
だが、すぐにそれはある感覚へと変わっていった。ミアータに乳を求められ、吸われるたびに感じる、 
妖力開放にも似たその感覚。 
 妖魔の血と肉を受け入れ、そしてその妖魔を倒す事を生業にしてはいるが、自分だって年頃の 
少女ではある。つい最近生理も始まり、それと同時に人間の三大欲と言われるそれもやってきた。 

 下半身の疼きを感じたクラリスは、顔を少しだけミアータに向けた後そっと立ち上がり移動を開始した。 
これから行う行為を彼女に見せるわけにはいかなかった。 
森の中のさらに奥深くで、クラリスは足を止めた。もう十分に距離は置いた。妖気を感知さえすれば 
ミアータの居場所は分かるから迷うなどという心配はない。 

 服を全て脱ぎ、下半身に目をやる。 
「やだ、こんなに濡れちゃってる…」 
先程乳を吸われるという行為を思い出したせいか、クラリスの下半身は今までにないほどの潤いに満ちていた。 
「あっ…」 
そっと指を下半身にあて、妖力開放にも似たその感覚を感じ取る。条件反射的に声が漏れた。 
今日ミアータに乳を与えた時の感触を思い出しながら指の動きを加速させていく。 
初めは歯を立てながら乳を飲んでいたミアータも、次第に方法を覚えたのか徐々に歯を立てなくなっていた。 
だが、それと同時にクラリスの性欲を刺激するような舌の動かし方にもなっていた。 
乳首を這う舌の動きを思い出す事で、確実に絶頂への衝動は高まっていった。 
「あっ・・・!ああっ…!」 

 その感覚を数分ほど楽しんだあと、限界を超えやってきた絶頂と共に性欲はウソのように引いていった。 
我に返り、液にまみれた自分の下半身を見る。本当に、我に返ると未だに空しくなるこの行為だが、 
当分、この習慣を止める事は出来ないだろう。 


 近くの泉で体を洗ったあと、妖気を辿り、先程までいた場所に戻る。ミアータは相変わらず無垢な寝顔をこちらに向けていた。 
その寝姿にそっと近づくと、口元が動いているのが見て取れた。 
「ママ…」 
それを見て、クラリスは今日何度目かの溜息をついた。ミアータはまだ母親を恋しがる年頃なのだ。 
自分だって、こんな幼くして母親を失い組織に入れられたら、きっとこんな風になっていたかもしれなかった。 
そう思うと、少しだけミアータに母性が湧いてきた。 

 私がこの子に守られているように、いつか私もこの子を守ってあげたい。 

 そんな事を考え、クラリスは今度はミアータの隣に寄り添うようにして横になった。 


409 :1:2007/06/20(水) 23:24:54 ID:lEDL/23o
「あら、何かしら、この匂い……」 
鼻をくすぐる微かな匂い、ただ唯一反応を見せた戦士が居た。 

耳が尖り髪を纏めたその女は辺りをくんくんと鼻を鳴らし見渡す。 
この女が変わった事を言うのはいつもの事。殆どがまたかと聞こえなかったかの様に振る舞う中、 
一人だけぴくりと小さく、だが確かに反応を見せた者が居た。 

そして例え一瞬でも、女はこれを見逃さなかった。 

「どうしたの?怖い顔して―――ミリアさん」 

クスっと微笑みながら、彼女に問う。 
「何がだ…?」 
ミリアは短く答える。 

「………さっじゃあここで解散にしましょうか」 
ミリアの返事が聞こえたのか否か、女は応える事なくその場に居る戦士に言った。 
ぽつぽつと別れの挨拶が聞こえる中、言葉を聞くと同時に足を進めるミリア。決して急がず、だが着実にそこを遠ざかる。 




410 :2:2007/06/20(水) 23:26:50 ID:lEDL/23o
「……何か、用でも?」 
背後の影に呟くミリア。その額にうっすらと汗が見えるのは先程の対覚醒者戦のせいか―― 
「用?そうね、貴女ともうちょっと、お話がしたくて」 
女はクスっと微笑む。 
「何だかさっきから、とてもいい匂いがするのよねぇ。何かしら??」 

くんくんと体を近付け、ミリアの首筋に顔を這わせる。 
後退り壁に背を抑え付けられた。 
ぴっ、と首筋に風が。 

ミリアの首筋から一筋の血が流れた。 
それにゆっくりと舌を這わせる女。 
「な…!」 
「変わった味がするのねぇ。」 
傷口を執拗に舐め、問い掛ける。 
「やめ…」 
「動かない方がいいわよ。間違えて、首が飛んだりしたら危ないから♪」 
被せる様に耳元に呟き、いつからか握っていた大剣でミリアの身体をなぞる様に、衣服に線を入れた。 




411 :3:2007/06/20(水) 23:27:47 ID:lEDL/23o
服が開け胸があらわになる。 
ミリアが顔を歪ませるより早く、女はその胸に顔を埋めた。 
ちゅっちゅっ、と音をたて女は胸の突起を口に含む。 
「なっ」 
「ここは変な味、しないのねぇ」 
にっこり微笑みながら、突起を舌で転がす。 
「ん…っんぁ…っ」 
思わず声が漏れる。顔が少し、赤みを帯びている。 
「可愛い声で鳴くのねぇ」 
先程と変わらぬ表情で、女は片手をミリアの股下へ這わせた。 

「っ!!」 
声にならない声が出る。今声を出せば、どんな声が出てしまうのか―― 

ミリアの気持ちとは裏腹に、もう湿っているソコにゆっくりと指を這わせる。 
ぴちゃっと小さな音がたつ。 

クスクス笑いながら、女は胸から顔を離し、ソコに顔を近付け、くんくんと鼻を鳴らした。 

「な!!!や、やめ………んぁぁ!」 
ミリアの制止も聞かぬ間に、ソコを舌でなぞる。 
味わう様ゆっくりと舌を動かす女。その度、ぴちゃぴちゃと卑猥な音が漏れる。 
「や……はぁっはぁっ…んっ……はぁん……」 
ミリアの口からは既に声が漏れていた。 

「ここは―――凄くオイシい♪」 
ミリアの反応を楽しむ様ににっこりと微笑み舌を動かす。 

「や、やめ…て……」 
弱々しい声で抗うミリア。頭の中が真っ白で、このままどうなってしまうのか… 

しかしふと気付くと女は責めるのを止めていた。ミリアを見上げている。 
その事に気付き、一瞬ミリアは悲しげな顔を見せた。そしてそんな自分に気付いた途端、激しい自己嫌悪。 

(こんな、私がこんな――) 

うっすらと目を潤ませるミリアに女は相変わらずにこやかな表情でこう言った。 

「……ゲームをしましょうか♪」 


415 :4:2007/06/21(木) 00:45:40 ID:jjLePkc4
ちょっとずつだけど続き投下 

「ゲーム…?」 
呆気に取られるミリア。何を…何を言ってるんだ?私をこんな辱めて……ゲーム? 
私にこんな思いをさせて……遊んで……楽しめとでも? 

女の一言に怒りが沸々と沸く。 

そんなミリアの心情を、知ってか知らぬか女は言葉を繋げる。 

「そう、ゲーム。私、今からもうちょっと貴女を虐めてみるわ。 
貴女が下手な抵抗しなければ、痛い事もしない。 
貴女はソレに声を出さずに耐えられるか……ただそれだけ」 

微笑む女。 
そう、多分抗えば女は何の躊躇いもなくミリアの首を撥ねるだろう。 
何の躊躇いもなく――― 

ミリアが応える間もなく、女はまた舌を這わせ始めた。 



416 :5:2007/06/21(木) 00:48:15 ID:jjLePkc4
もはやミリアの言葉など何の意味もない。弄ばれるか、殺されるか。 

ミリアはこれほど自分の非力さを呪った事はなかった。 

ぴちょ…ぴちょ…… 

また湿った音が聞こえる。 
「はぁ…はぁっ……!」 
ミリアは必死に声を殺す。 
ミリアは自分の太ももに、何かがツーと流れる感触を感じた。 
それは女の唾液なのかそれとも――― 

必死に違う、違うと心で叫び、声を殺す。 
ぴちゃぴちゃと先程より大きい音が漏れる。 

目が潤み、足ががくがく踊っていた。 
「は……はぁ……はぁ…………はっ!?」 

びくんっとミリアの腰が動く。 
自分の中に、何かが… 

女は舌をミリアの中へ這わせた。突いては抜き、突いては抜き… 
かと思えば上の突起を転がしてみたり。 
その変則的な動きに、自然と腰が動いてしまう。自分の気持ちがいい場所に、女の舌を導く。 

もはやミリアは自分がメスである事を痛い程自覚した。 
組織も、妖魔も、何もかもどうでもいい。ただこの快感に溺れたい―― 

「はぁ……あんっ」 

思わず声が漏れた。先程の女の言葉なんて頭からなくなっていた。 

女は動きを止め、ミリアを見上げる。 

「……ゲームオーバー」 

女は呟いた。 



417 :6:2007/06/22(金) 00:30:52 ID:fXy66Mu1
すっくと立ち上がり、大剣に手をかけた。 
呆然と立ち尽くすミリア。ミリアの白い太ももには愛液が筋を作って這っていた。 

「後ろ向け」 
低い声で女が呟く。 
「え……」 
困惑し、うろたえるミリアに女は無理矢理後ろを向かせ、壁に手を着かせる。 

「あ〜あ、こんなに濡れちまって……イヤラしい女だな、本当によ」 
後ろから乳房を触り、突起を弄ぶ。 
「あ、はぁ……」 
壁に凭れ、弱々しく喘ぐミリア。 
「な、何を……」 
「お仕置きだよ。ルールを守れなかった悪い女にはキッツイお仕置きしてやらなきゃな」 

ニタリと笑う女。さっきまでの笑顔とは変わり、心から楽しそうな笑顔を見せる。 
「お仕置き…?」 
尋ねるミリアに応えず、手にした大剣の柄をミリアにあてがった。 
瞬間、鈍い痛みがミリアを襲った。 
「あぁああっ!!!!」 
痛みの中に感じる快感に、思わず尻を突き上げる。 
「あっあっあっあぁっ…!!」 

突かれる度に艶っぽい声が漏れる。 
女は突きつつ、クリトリスを指で転がす。 
「はぁっはっはっ……あぁあ……ッッ!」 
先程までとは比べ物にならない快感にミリアは全身を小刻みに震わせつつ、絶頂に達した。 

「おっと、もうイっちまいやがったのか…。つまんねぇのー」 

女は大剣をミリアのひくついた秘部から抜き、ミリアのマントで柄を拭った。 
そしてその場に座り込むミリアに「じゃあな」とだけ告げ、去って行った。 

ミリアは潤んだ瞳で、それをただ見送るだけだった。 

END 


487 :名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 16:03:52 ID:wQkFp3Nz
エロSSに挑戦だ! 

レイチェルは 








だめだもう続きが思い浮かばねぇ俺才能ねぇorz 


488 :名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 20:14:59 ID:2rn0mvGY
>>487 
お前は良く頑張った 


489 :名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 21:49:23 ID:R9y/a7CK
sage 


490 :名無しさん@ピンキー:2007/07/12(木) 23:18:14 ID:+acq7pKR
そんなにレイチェルのエロssが見たいなら、俺が書いてやるwww 





急に押し倒され、私は驚いた。唇が触れ合うほどの距離に、レイチェルの顔が。その奥には、満点の星空が。 
いつものあのふてぶてしいまでに勝気な表情はそこには無くて、どこか戸惑うような、泣き出してしまいそうな、兎に角彼女には似合わない表情がそこにはあった。 

「レイ、どうしたの?」 

小首を傾げて尋ねてみる。押し倒されたと言う状況より、何故彼女がそんなカオをしているのかが酷く気がかりだった。 

「っ・・・なんでも、ねぇし」 

「嘘。あなた、こんなに泣きそうじゃない・・・」 

そっと頬に手を伸ばしてみた。手の平に伝わるほのかな温もりに、何故だか心が安らいだ。いつも一緒にいるのに、不思議。 



これじゃオードリー受けだなwwそもそもレイチェル自体俺の文才では処理できない事に気づいたwww 
悪いが忘れてくれwww 




519 :名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:43:46 ID:UPozxHmo
>>514 
妖気を抑え続ける生活にも慣れてきたある日 
「なあクレア、お前が連れてたあの子供さ」 
不意にヘレンが辛い現実を思い出させる。 
私がどれだけラキの事で胸を痛めているのかわかっているのか… 
「…何だ」 
「あの子そろそろ女のコに興味持つ年頃だろ? 
…でさ、正味な話さ…どこまでいったんだよ?」 
「どこって…、私とは常に一緒に行動していたが…」 
「かーっ、そうじゃねぇよ! 
つまりあの子とオトコとオンナの関係になったかって事だよ!」 
いきなり何を言い出すのか 
…しかし私にも心当たりはあった 
「ん?顔が赤いぞ?お前まさか」 

520 :名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 00:59:33 ID:UPozxHmo
>>518-519 
ぎゃあああ二重投稿スマソorz 

つづき 
「か、勘違いするな! 
…その…キ、キスだけだ…。」 
「マジで!?お前意外とやるじゃん! 
…でもよ、お前あの子のコト好きなんだろ? 
だったらもし無事再会できたらさ、そーゆうコトも当然するんだよな?」 
「バ…バカ言え!ラキに限ってそんな…」 
「甘いねぇクレアちゃんよぉ… 
じゃあ聞くけど、お前あの子とどういう関係になりたいんだ? 
恋人か?姉弟か?」 
そう改めて訊かれると困る… 
確かに私はラキが好きだが… 
「だいたいそういうコトって…いったいどういう…」 

522 :つづき:2007/07/15(日) 01:15:43 ID:UPozxHmo
「おいおい、どういうって、しらばっくれてんじゃねーよ」 
「い、いや、私は本当にそういう経験は…」 
すると急にヘレンはあらたまった顔で 
「そんじゃあ今から予行演習だ 服脱ぎな」 
「い、いきなりそんな…」 
「お前…いざって時あの子をがっかりさせたいのか?」 
その言葉に私はつい流された… 
「こ…これでいいか…?」 
「へえ…意外と胸あんじゃん」 
ヘレンはおもむろに私の胸を刺激した 
それはこれまで味わったことのない甘い刺激だった… 
「あぁ…だ…だめ…」 
「いいよクレア… あの子にされてると思いな…」 


523 :つづき(え!?百合いらない!?):2007/07/15(日) 01:36:06 ID:UPozxHmo
言われるがまま私はラキの事を思い出してしまった… 
「どうだ?気持ちいいか?」 
今度は私の乳房の頂を指先で刺激し始める 
ラキを想えば想うほど快感が高まっていく自分が汚らわしく思えた 
「も、もういい…やめてくれヘレン…」 
もう涙でヘレンの顔はよく見えなかった 
「よくねーよ… ごめんクレア 
あたしも変な気分になってきちった…」 
「んっ…んん!」 
突然私の唇が唇で塞がれた 
「大丈夫だよ… さっきも言ったけど、あの子だと思いな…」 
ラキと別れた最後を思い出した… 
そうしている内、今度は下の方に手が伸ばされた 

525 :つづき:2007/07/15(日) 01:56:47 ID:UPozxHmo
私のそこを刺激するヘレンの指使いで、私はもはや何も考えられなくなっていた 
ヘレンの右手は私、左手は彼女自信の服の中へ 
私達はただただ単純な快感に身を任せていた 
「わ…悪いな…クレア…」 
ヘレンは壁に寄りかかっていた私に、上半身をぐっと寄せた 
ラキも成長期の少年だ 
すぐにヘレンと同じ位の体の大きさになってしまうだろう 
「あ…ぁ、ラキ… 好き…だ…」 
目の前の女性をラキと思い込むなんて、 
どうかしているとは自分でもわかっていた 
それでも自分の腿に温かい液体が伝ってくるのがわかった 
本当にどうかしている… 



526 :名無しさん@ピンキー:2007/07/15(日) 02:05:52 ID:UPozxHmo
ヘレンはその指の動きを一層強めた 
「あああっ、あああああ!!」 
私は声を押し殺すことさえ忘れさせられた 
頭の中が真っ白になった 
ヘレンが私の胸の上にもたれかかっている 
私はまたラキをこの胸に抱いたあの日を思い出した… 

了 


完全に即興で書いてました。 
えらい長くなってスマソ。 
あ、デネヴ出すの忘れた…